◇国内ツアー対抗戦◇Hitachi 3Tours Championship 最終日(10日)◇大栄カントリー倶楽部(千葉県)◇3645yd(JGTO)、3417yd(PGA)、3231yd(JLPGA)=9ホール(パー37)◇晴れ(観衆2755人)
国内男子(JGTO)、国内女子(JLPGA)、国内シニア(PGA)による3ツアー対抗戦が行われ、通算27ptを奪ったJLPGAが2年ぶり7回目の勝利を果たした。
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35歳でチームの最年長の申ジエ(韓国)は「安定して、でも攻撃的なプレーができる組み合わせだったのでお互いにケアし合えたのが良かったのかな。長所を最大限に出せたのが結果に反映されたんじゃないかな」と勝因を分析した。
各自のボールでプレーして良い方のスコアを採用するフォアボール形式で行った前半の1stステージは、JLPGAが1位を独占した。MVPに選ばれた岩井明愛と岩井千怜の双子はともにパーだったものの5番(パー5)では“直ドラ”を披露するなど攻めのゴルフで勢いを見せ、櫻井心那、小祝さくらの2人は9番でイーグルを奪う好プレーで勝利に貢献した。
岩井チームは2ndステージのひとつのボールを交互に打つフォアサムでも1位であがり、岩井明は「チームワークはどの組よりも良いので、自分はショットを、千怜にパッティングを任せるという戦略が生きた」と思惑通りのプレーに満面の笑み。直ドラをしたのも「やっぱりせっかく来てくださったので、ファンの方が楽しんでもらえるように。みんなが驚くようなことをしたいと思って」と説明。“MVPの決め手”には9番(250yd)を挙げ、「ワンオンチャレンジしたのが良かったのかな」と振り返った。
岩井千は他チームとも交流し、「普段は個人戦だけど、こうやってチーム戦をやれたのは新鮮だった。いつも以上に楽しかったし、男子プロの皆さんのプレーを見られて、やっぱり迫力もすごくて見られて良かった。やっぱり楽しくやればおのずと結果が付いてくるって。改めてそれを感じられた日でした」と総括した。
岩井ツインズとともに、初出場だった櫻井は「きょうは申さんとタッグを組んで普段は聞けないようなことも質問できた。攻め方だったり、こういう感じで打つんだって球のイメージとか理論を聞くことができた」と充実感をのぞかせた。(編集部・石井操)
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2023-12-10 09:00:49Z
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