今月で39歳の誕生日を迎えるフェルナンド・アロンソは、F1から2年間離れていた後、2005年と2006年に2回のF1ワールドチャンピオンを獲得したルノーF1で2021年にF1復帰することが決定した。
「僕は何年にもわたってF1を見てきた。重要なのはストップウォッチだけであり、年齢ではない」とフェルナンド・アロンソは7月7日(水)に行われたビデオ記者会見で述べた。
「僕はパスポートや生年月日に基づいてレースを分類したことは一度もない。常にストップウィッチだった。僕たちはまだ速いことを願っている」
アルファロメオF1のキミ・ライコネン(40歳)が今シーズン限りでF1から引退することになった場合、フェルナンド・アロンソは2021年のF1グリッドで最年長ドライバーとなる。
40歳のFドライバーは昔のF1では比較的一般的だったが、若者を重要視する現代のF1では珍しいことだと言える。
先週末のF1オーストリアGPで3位表彰台を獲得したランド・ノリスは19歳。フェルナンド・アロンソが2001年にミナルディでF1レビューを果たしたときは18歳だった。
2021年にルノーF1でチームメイトとなるエステバン・オコンは23歳で、先週、アロンソの成功を見て「F1を好きになった」と語っている。
ルノーF1のチーム代表を務めるシリル・アビテブールは、ルノーF1が新進の若い才能よりもベテランを選んだことに疑問を呈する人もいることを認める。
「我々の決定がそう思われることはすでに期待できる。ルノー・スポール・アカデミーのプロジェクトに対する関心や忠誠心の欠如と見なされる可能性がある。だが、そうではない」とシリル・アビテブールは語った。
シリル・アビテブールは、新型コロナウイルスの影響でシーズンが遅れたことで、アカデミーのメンバーである中国人ドライバーの周冠宇や、デンマーク人ドライバーのクリスチャン・ルンガーを評価することが困難になったと説明した。
「我々はアカデミーについて非常に真剣であり、特にこの2人については非常に真剣だ」とシリル・アビテブールは付け加えた。
「エステバンのように、フェルナンドは彼らの発展に多くをもたらしてくれると確信している」
フェルナンド・アロンソも、自分のミッションは成功をエンストンに戻すことではあるが、自分がそれを成し遂げられないとしても、若い世代がルノーF1で成功を味わうことを助ける仕事をすることを誇りに思うと語った。
「自分の経験を生かしてできる限りアカデミーを助けようと思っている」とフェルナンド・アロンソは語った。
「2022年のレギュレーションがどのようなものをもたらすとしても、僕は彼らを助けることができる。僕のミッションは、マシンだけでなくマシンの外にもあることと認識している」
「全力を尽くし、チームがワールドチャンピオンチームになる手助けをするつもりだ。もし、それが自分のドライビングで達成できれば素晴らしいけど、それが将来の若いドライバーで達成されたとしても誇りに感じるだろう。それが僕のミッションだし、チームのためにベストを尽くす。」
フェルナンド・アロンソが最後に表彰台に上がったのは2014年のF1ハンガリーGPまで遡る。アロンソは、キャビネットに新たなトロフィー追加することが主な目的の1つであると認める。
「チームも僕と同じように表彰台に戻ることを望んでいるし、そのための手段を持っている」とフェルナンド・アロンソは語った。。
2018年にF1を去って以降、フェルナンド・アロンソは、インディ500、デイトナ24レース、ル・マン24時間レース、ダカール・ラリーに出場してきたが、F1復帰の可能性があることが明らかになったとき、フィットネスの強化をさらに加速させたと語る。
「身体を作り直す必要がある」とフェルナンド・アロンソは語った。
「かなり具体的なフィットネスの準備を始めなければならなかった。2月に始めて今では100%だ。15日前にいくつかのフィットネステストを行い、これまでのキャリアで最高の結果が出た。だから、かなりやる気になっているし、満足している。かつてないほど強くなっているよ」
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2020-07-09 01:14:55Z
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