大関昇進は日本相撲協会の使者が新大関と師匠のもとを訪れて直接伝達し、新大関は受諾する意思を示すとともに大関としての決意を込めた「口上」を述べます。
過去の口上では四字熟語を用いる例が多く、平成の大横綱 貴乃花が平成5年に大関に昇進した際には「今後も不撓不屈の精神で相撲道に精進します」と述べました。
「不撓不屈」は「どんな苦労や困難にもくじけないこと」という意味で、貴乃花は横綱昇進の際にも用いていました。
また、元横綱・白鵬が大関に昇進した際には「大関の地位を汚さぬよう全身全霊をかけて努力します」と口上を述べました。
そして、琴ノ若の兄弟子の元大関・琴奨菊が平成23年に昇進した際には「万里一空の境地を求めて日々精進努力します」と決意を示しました。
「万里一空」とは剣豪・宮本武蔵のことばで、琴奨菊は「どんな努力も目指す先は1つ、目標を見失わずに努力を続けるという意味で使った」と説明していました。
このほか、去年の名古屋場所のあとに昇進した豊昇龍は「気魄一閃」(きはくいっせん)ということばで「どんなことがあっても力強く立ち向かう」決意を表現しました。
一方で四字熟語などを使わない口上もあり、元横綱・稀勢の里が平成23年に昇進した時は「大関の名を汚さぬよう精進します」と述べました。
また、去年の夏場所後に昇進した霧島も「大関の名を汚さぬよう今まで以上に稽古して頑張ります」と決意を示していました。
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2024-01-31 05:58:14Z
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