◆第102回全国高校サッカー選手権▽決勝 青森山田3―1近江(8日、東京・国立競技場)
青森山田(青森)が、近江(滋賀)を3―1で下し、2大会ぶり4度目の優勝を飾った。黒田剛・前監督(現・J1町田監督)からチームを引き継いだ正木昌宣監督は、就任1年目での選手権制覇。雪国の常勝軍団に、また一つタイトルが加わった。
正木昌宣監督は目を潤ませながら、「最後まで戦ってくれた選手達に感謝したい。いやもう、最高です。すごいとしか言いようがない選手達に囲まれて、本当に感謝しかありません。うれしいですね」と喜びを口にした。
前半から多彩な攻撃を展開。前半18分には、右クロスを収めたFW米谷壮史(3年)が右足を振ったが、相手の体を張った守備に阻まれた。25分には、CKからの連続攻撃を繰り出したが決定打を欠いた。待望の先制点は前半33分。ゴール前でMF福島健太(3年)が胸トラップでボールを収め、右足でネットを揺らした。
1点リードで突入した後半開始直後に同点とされた。それでも、動揺はない。後半15分にエースFW米谷壮史(3年)が味方のゴールキックを起点に前線でボールを収め、右足で勝ち越し弾。25分には、カウンターからMF杉本英誉(3年)のシュートが相手のオウンゴールを誘って突き放した。今大会で明秀日立(2回戦)、神村学園(準々決勝)と“大物食い”を続けてきた相手に、しっかりと立ちはだかった。
今季高円宮杯U―18プレミアリーグ・ファイナル(23年12月)では、Jリーグ下部組織の広島ユースを相手に、0―1から後半45分(オウンゴール)、同49分(FW津島巧)の2点で大逆転勝ちした。タイトルが懸かる大舞台での勝負強さは、折り紙付き。国立開催の選手権決勝でも、堂々と勝ちきってみせた。
◆青森山田の今大会勝ち上がり
▽2回戦(12月31日、浦和駒場スタジアム) 1―1(PK5―3) 飯塚(福岡)
▽3回戦(1月2日、浦和駒場スタジアム) 7―0 広島国際学院(広島)
▽準々決勝(4日、浦和駒場スタジアム) 4―0 昌平(埼玉)
▽準決勝(6日、国立競技場) 1―1(PK4―2) 市船橋(千葉)
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2024-01-08 06:59:00Z
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