米大リーグのカブスは11日、プロ野球DeNAから先発左腕の今永昇太投手(30)を獲得したと発表した。ポスティングシステムによる移籍で、2027年までの4年契約。12日(日本時間13日)に本拠地シカゴのホテルで入団記者会見を行う。

メジャー公式サイトによると、契約総額は5300万ドル(約77億4000万円)。25年か26年のシーズン後に球団が選択権を行使すれば、5年総額8000万ドルになるという。行使されなければ、今永はフリーエージェントになる選択権を得る。DeNAへの譲渡金は982万5000ドルになる見通し。

今永は昨季、22試合に登板して7勝4敗、防御率2・80で最多奪三振のタイトルを獲得。通算は165試合で64勝50敗、防御率3・18。カブスには鈴木誠也外野手が所属している。

(共同)