巨人は22日、新外国人としてルーグネッド・オドーア外野手(29)=前パドレス=の獲得を正式発表した。単年契約で推定年俸2億円。背番号は「23」に決まった。メジャー通算178本塁打の左の強打者は、正右翼手として大きな期待がかかる。かつて「オドーアモデル」のグラブを作ったことがある岡本和真内野手(27)は新助っ人を大歓迎して共闘を誓った。
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大物の加入で自然と岡本和の気持ちは高ぶった。この日、新外国人選手のオドーアの獲得が決定。伝え聞いた背番号25は「めちゃくちゃうれしいです」とニッコリ。メジャー通算178本塁打を誇る新助っ人がチームメートになるのは何より心強い。「一緒に頑張りたいです。僕も頑張ります」と主軸コンビとして共闘を誓った。
驚きだった。メジャーでプレーする映像を見たことがあり、実績も知っていた。「名前だけ聞いた時に『いや、すごっ』て。ジャイアンツに来るんやって感じになりました」。レンジャーズ時代にシーズン30発以上を3度記録し、22年までメジャーで8年連続2ケタ本塁打の助っ人加入に、探究心をくすぐられないわけがない。「そういう選手を間近で見ることができる機会はなかなかないと思うので、楽しみです」。互いの存在を刺激しあいながら勝利に導く一打を追い求めていく。
“オカオド”コンビの結成に期待が膨らむ。それぞれのNPBとメジャーでの通算本塁打を合わせると384発。左右の大砲が打線に並ぶことは相手チームにとって脅威に違いない。岡本和は今季も4番を務める方針で、オドーアは5、6番など主将の後の打順を任される可能性がある。マークの分散や勝負を避けられる機会が減るなどの相乗効果も期待される中、「まずは自分が打てるように頑張りたい」と気合をにじませた。
新助っ人とは意外な縁もある。数年前、セカンドを守るオドーアのグラブにひかれたという。「一回、真っ赤なグラブを作ったんですけど、それはオドーア選手みたいなのをお願いして作ったんです。カッコいいなと思って」。今まで歩んできた野球人生は違えど、センスや心はすでに通じ合っているのかもしれない。新コンビがアーチを描けば描くほど、覇権奪還の道が開けてくる。(宮内 孝太)
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2024-01-22 20:10:00Z
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