◆卓球◇全日本選手権 最終日(28日、東京体育館)
女子シングルス決勝で、24年パリ五輪代表確実の早田ひな(日本生命)が、張本美和(木下アカデミー)を下し、2年連続3度目の頂点に立った。早田の会見での主な問答は以下の通り。
―決勝の勝因。
「前回、対策された部分をさらに対策した。ラリーになった時にお互いのタイミングをずらすことをやっていて、なかなか強打につなげられなかったが、我慢して相手が難しいところなどの一球、一球の選択が良かった」
―シングルスのみの出場。
「昨日、混合ダブルスと女子、男子の優勝している選手を見て、優勝っていいなと思った。今日絶対に優勝して、キラキラ輝いた笑顔を自分自身でつかみ取りたいと思っていた。かなえることができて良かった」
―五輪選考レース。
「卓球を4歳から始めて、小さい頃に石川(佳純)選手が五輪に出ていることだったり、伊藤(美誠)選手が15歳で五輪に出ているのを見た時に、五輪に出たいとは思っていたが、過酷な中、代表3人が選ばれているのが今回、思い知らされた。最初から最後まで1位で駆け抜けることができたのは、周りの方々に支えられて、自分の気持ちが常に目標があって頑張ってこられた。2年間こけることなく進んでこられた」
―選考レース独走の要因。
「東京五輪のときに出場できなくて、リザーブで帯同して、こんなにも選手の気持ちを考えてサポートすることが難しいと感じた。自分が選手である以上、たくさんの方々に支えていただいて、その方々にもパリ五輪に出たいし、出るだけじゃなくて金メダルを取るためにどうしていくかを気をつけて生活していた。卓球としても人としても成長した2年間だった」
―パリ五輪の目標。
「全日本でさらに(選考ポイント)120点を取ってぶっちぎりで1位でいきたかった。パリ五輪はどれくらい緊張して、どれくらいいつも通りというものができないのか逆に楽しみなので、今持っている力でいろんなことをやっていきたい。いつも通りできるようにこの半年間もっと自分に厳しく一日、一日を過ごしていきたい」
―第1ゲームは5ー9から6連続得点
「お互いが探り合いをしている状況だった。一本、一本考えて、サーブだけで点を取ったところもありますし、負けてはいるけど11点で終わる感覚をあまり持っていなかった。4ゲームあったら44―何かで終わる感覚で11本で終わる感覚じゃなかった。あと2本取られた負ける感覚はなくて、淡々と44本になるまでやっていた」
―東京五輪では代表でなかった2人がパリ代表
「リオで平野(美宇)選手がリザーブ、東京は私がリザーブだった。悔しい思い、五輪の舞台でリザーブの経験をしているからこそ、五輪に出たい気持ちや、次は自分が出るんだという強い意志を持った2人が最後はつかみ取った切符だと思う。パリ選考を戦い抜いた3位から下の方たちのために責任と覚悟を持っていかないといけない。日本代表として恥じないようにしっかり成績を出さないといけない」
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2024-01-28 07:18:00Z
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