日本ハム来日1年目のコディ・ポンセ投手(28)がプロ野球87人目、98度目、今季両リーグ通じて5人目のノーヒットノーランを達成した。9回113球を投げて、出した走者は四死球の2人だけ。9回1死一塁今宮を遊ゴロ併殺に打ち取ると、マウンド上で力強いガッツポーズを見せた。「応援、本当にありがとうございます」。選手、ファンが一体となった一本締めで喜びを共有した。

2回に増田の打球をセンター万波が好捕すれば、8回には野村大のセンターへ抜けようかというゴロを中島がファインプレーで救った。ポンセは登板11試合目で、これが本拠地初登板。持ち味のムービングボールを軸に、首位ソフトバンク打線を翻弄(ほんろう)した。

▼ポンセがプロ野球87人目、98度目のノーヒットノーランを達成した。日本ハムでは95年7月5日西崎以来、27年ぶり6人目。これで今季のノーヒットノーランは4月10日佐々木朗(ロッテ=完全試合)5月11日東浜(ソフトバンク)6月7日今永(DeNA)6月18日山本(オリックス)に次いで5人目。1シーズンに5人達成するのは40年の5人に並び最多となった。

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