フィギュアGPファイナル中止 北京五輪の代表選考にも影響か - 毎日新聞 - 毎日新聞

NHK杯・女子フリーで演技する坂本花織＝東京・国立代々木競技場で2021年11月13日、手塚耕一郎撮影

　フィギュアスケートのトップ選手が争うグランプリ（GP）ファイナルの開催中止で、来年2月の北京冬季五輪代表選考にも影響が出そうだ。

　日本スケート連盟の代表選考基準によると、男女（各3枠）は全日本選手権（12月23～26日・さいたまスーパーアリーナ）での優勝者が1人目として決定。2、3人目は全日本選手権の2、3位の選手とGPファイナルの上位2選手、国際スケート連盟（ISU）公認大会でのシーズン最高得点の上位3選手を対象に、総合的に選考するとしている。

　だが、大会中止により「GPファイナル上位2選手」の条件をどう扱うかがポイントになる。男子はGPシリーズ2大会連続優勝の鍵山優真（オリエンタルバイオ・星槎）、2018年平昌五輪銀メダルの宇野昌磨（トヨタ自動車）、女子はNHK杯を連覇した坂本花織（シスメックス）がファイナル進出を決めていた。

　日本連盟によると、選考基準は理事会の決議事項。そのため改めて連盟内で協議する可能性もある。【倉沢仁志】

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2021-12-02 10:38:49Z
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