Jumat, 03 Desember 2021

昨季はケガに泣いた安田祐香や横峯さくらなどが序盤戦出場権獲得【女子QTファイナル最終日】 - e!Golf(イーゴルフ)

◆国内女子プロゴルフ<QTファイナルステージ 11月30日~12月3日 葛城ゴルフ倶楽部 宇刈コース(静岡県) 6412ヤード・パー72>

 これまでの実績から、第1回リランキングまでのほとんどの試合に出場できる30位以内に入った選手たちは、ホッと胸をなでおろす姿が見られた。

 まずは注目の横峯さくら。4バーディー、1ボギーの3アンダー69でプレーして通算イーブンパー。前日の42位タイから21位に浮上して一息ついた。

「パットに助けられた1日でした。状態はあまりよくなかったけど、気持ちを切らさずアンダーでまわれたのがよかったです」と、さすがのセルフマネジメントだった。

 2007年賞金女王でツアー通算23勝の実力者。米ツアーでのプレー経験も長いが、優勝はまだできていない。それだけに、まだまだゴルフへの思いは強く、2月の第1子出産後もツアーに復帰してプレーを続けている。来季も序盤戦からのプレーが楽しみだ。

 通算9アンダー1位は下川めぐみで、8アンダー2位は石川明日香。6アンダー3位に川岸史果が入っている。

 今年のプロテスト合格組のトップは、この日2つスコアを伸ばして通算5アンダー5位に入った永嶋花音だ。11月のテストを9位タイで突破してQTに臨み、出場権をつかみ取った。

 10月のスタンレーレディスでアマチュアながらプレーオフに進出して2位となった佐藤心結も、11月の合格組。通算3アンダー11位に入っている。

 6月のテストでトップ合格した佐久間朱莉は、通算3アンダー14位。同期の桑木志帆(13位)上野菜々子(30位)とともに、ほぼ出場できる順位を獲得した。

 シード落ち組では、安田祐香がイーブンパーの20位に入った。

「昨シーズンはケガの影響で10試合休んでしまい、結果としてシードを獲得できなかったです。なので、開幕までに強い体作りを中心に一生懸命頑張っていきたい」と、開幕に向けた意気込みを語った。

 ほかにも福田真未が通算4アンダー8位、新垣比菜が通算1アンダー19位、葭葉ルミが通算イーブンパー25位で、シード復帰への第一歩を歩みだしている。

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2021-12-03 09:54:01Z
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