1回戦から数えて6日連続の試合ということもあり、福岡大学附属大濠の主力選手たちは明らかに疲労が蓄積していた。それはオープンでショットを打てる形を作っても、なかなかリングの間をボールが通過しない。仙台大附属明成戦で9本の3Pショットを決めた岩下准平も、FGは18本中5本成功に終わっていた。だが、重い展開で得点を奪うのに苦労していたものの、福岡大学附属大濠はディフェンスの強度は1回戦の開志国際戦から帝京長岡との決勝まで落ちることがなかった。 福岡大学附属大濠 vs. 帝京長岡|高校バスケ ウインターカップ2021 男子決勝
開志国際、中部大学第一という留学生のビッグマンを擁するチーム、2mに近い身長で運動能力の高い選手を揃える仙台大附属明成に勝てたのは、チーム・ディフェンスの質が高かったからこそ。福岡県予選で福岡第一に敗れた後、腕の長さとクイックネスを兼備する193cmの湧川颯斗が先頭になる1-2-2のゾーンプレスを徹底的に練習し、ウインターカップでは福岡大学附属大濠の大きな武器へとレベルアップ。開志国際戦、インターハイの雪辱を果たした中部大学第一戦、16点差を逆転した仙台大附属明成戦は、ゾーンプレスでターンオーバーを何度も誘発させて得点できたことが勝因だった。岩下はこう説明する。
「(福岡)第一に負けてからディフェンスの部分をしっかり、オフェンスじゃなくディフェンスに重きを置いてやっていこうということになりました。この1、2か月はゾーンプレスをしっかり練習し、それをカギにして戦ってきました。マンツーマンができたからこそのゾーンだと思うので、マンツーマンで一人一人が守れるようになってからのゾーンやプレスだったと思います」
帝京長岡はしっかり対策を練ってきたこともあり、ターンオーバーから速攻で失点するシーンをある程度限定できた。しかし、高い身長と腕の長さを生かした福岡大学附属大濠の2-3のゾーン・ディフェンスによって、留学生のコネ・ボウゴウジィ・ディット・ハメードにボールを供給しにくくい状況を作られてしまう。
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2021-12-29 11:33:20Z
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