笹生優花選手は東京都出身の22歳。日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれ、8歳のころ、世界の舞台で活躍する宮里藍さんらに憧れて競技を始め、練習環境を求めてフィリピンに渡りました。父の正和さんとともに親子でプロを目指すなかで、反復横跳びや野球のノックなど厳しいトレーニングを重ね、ゴルフの技術だけでなく体力面も鍛えてきました。
持ち味は体幹の強さを生かした力強いショットで、今シーズンのドライバーの平均飛距離は日本勢トップの265ヤードで、アメリカツアーのメンバーの中でも上位に入っています。
さらに子どものころから多くの国のゴルフ場でプレー経験を積んだことで、状況に応じて使い分ける巧みなショットも身につけるなど、技術の高さにも定評があります。
アマチュアでは、フィリピン代表として出場した2018年のアジア大会で優勝し、2019年には男子の海外メジャー大会「マスターズ・トーナメント」と同じ会場で行われる世界大会で3位に入るなど、頭角をあらわしました。
日本では、2020年、19歳でプロデビューして、2戦目でツアー初優勝を果たすと、3戦目も勝って2連勝するなど、一気にトップ選手として活躍し始めました。そして2021年には、女子ゴルフの世界最高峰、海外メジャーの「全米女子オープン」でプレーオフを制して、史上最年少の19歳で初優勝する快挙を成し遂げました。
同じ年に行われた東京オリンピックにはフィリピン代表として出場し、9位に入りました。その後は日本国籍を選択し、アメリカを拠点に海外ツアーに本格参戦するなかで安定した成績を残し続けてきました。
https://news.google.com/rss/articles/CBMiPmh0dHBzOi8vd3d3My5uaGsub3IuanAvbmV3cy9odG1sLzIwMjQwNjAzL2sxMDAxNDQ2OTM0MTAwMC5odG1s0gEA?oc=5
2024-06-03 03:05:56Z
CBMiPmh0dHBzOi8vd3d3My5uaGsub3IuanAvbmV3cy9odG1sLzIwMjQwNjAzL2sxMDAxNDQ2OTM0MTAwMC5odG1s0gEA
Tidak ada komentar:
Posting Komentar