◇米国男子◇ザ・メモリアルトーナメント 最終日(9日)◇ミュアフィールドビレッジGC(オハイオ州)◇7569yd(パー72)
松山英樹が2014年にPGAツアー初優勝を飾った思い入れのある大会で5年ぶりのトップ10フィニッシュを決めた。最終18番はフェアウェイバンカーから上の段まで飛ばしたセカンドがグリーン奥のラフにはじかれながら、左下がりのアプローチを目の前の下り傾斜に落として寄せるナイスパーでの締めくくり。フィールドの平均スコアは4日間で最も難しい「74.943」とタフさを増した最終ラウンドを「70」にまとめ、通算1アンダー8位に入った。
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この日、先に訪れたのは大ピンチだった。2番で1Wショットを大きく曲げて左の林へ。右前方のグリーン方向に高くそびえる木の左側、上空を通せるスペースを見逃さずスライスをかけてガードバンカーまで運ぶと、3m近いパーパットを納得のストロークで決めきった。「いいパーだった。(ああいったパーパットが決まると)流れ良くプレーできる」
5番で6m近い距離を流し込んでバーディを先行した。8番(パー3)は右手前にキャリーしたアイアンショットがピンに当たって1m弱にピタリ。前日に左サイドのクリーク(小川)に落とした11番(パー5)は“絶対に左には打たない”という強烈な意思を込めたスイングから丁寧につなぎ、最後は5m近いバーディパットを沈めた。右奥のピンをしっかり攻め込んだ14番で4個目のバーディ。右に曲げた15番(パー5)、バンカーを渡り歩いた17番でボギーを喫しながら、アンダーパーで乗り切った。
最終日、パットのスコア貢献度を示すストロークゲインド・パッティングは全体2位の「+2.777」を記録した。アドレスに入る際、ターゲットに対して先にフェースを合わせてから構えを作るなど変化を加えているグリーン上。今週はエースと異なるスコッティキャメロンのパターも使っていた。試行錯誤がいい方向に進んでいると思わせるプレーぶりにも「…だといいんですけどね」と冷静に返す。
「(パッティングが)きょうと2日目、少し良かったので、それが来週ずっといいようになればいいなと思ってますけど」と言った次週は、今季メジャー第3戦の「全米オープン」。10年前に初優勝して乗り込んだノースカロライナ州パインハーストNo.2と再び相まみえる。ショットに関してはきっかけを探しながらの4日間を経て臨む大舞台。「コースがどういうものを求めているか分からないけど、それに合わせて行けるように」と話し、この日のうちに会場近くへ飛び立った。(オハイオ州ダブリン/亀山泰宏)
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2024-06-09 22:56:38Z
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