自動車F1シリーズで歴代最多タイの7度の総合優勝を誇るメルセデスのルイス・ハミルトン（英国）が、40歳を迎える来季からフェラーリに移籍することが1日、両チームから発表された。このニュースにF1ファンたちが沸き、X（旧ツイッター）のトレンドに関連ワードが多数ランクインした。
メルセデスは公式サイトで、ハミルトンが契約解除のオプションを行使して今季終了後にチームを離れると報告。フェラーリも、ハミルトンが2025年から複数年契約で加入すると伝えた。25年シーズンのフェラーリは、19年から所属するシャルル・ルクレール（モナコ）とハミルトンのコンビになる。この発表を受け、現在、フェラーリに所属するカルロス・サインツ（スペイン）は自身の公式Xで、今季終了後にチームを離れるとの声明を投稿した。
ハミルトンは07年シーズンにマクラーレンからF1デビュー。13年にメルセデスに移籍し、20年にミヒャエル・シューマッハー（ドイツ）に並ぶ史上最多7度目の年間王者に輝いた。これまでに史上最多103勝を挙げているが、22、23年シーズンは未勝利に終わっていた。
この日、Xのトレンドには「ハミルトン」「メルセデス」「サインツ」などのワードがランクイン。電撃移籍に「まっまさか！！」「歴史的瞬間」「もう来年が楽しみ」「まだ最前線で挑戦してくれるのがマジでうれしい！」「メルセデスでキャリア終えると思ってた」「8度目のチャンピオンは跳ね馬でお願い」「（40歳で）ルクレールと張り合えるほどの速さを見せられるかどうか」「えっ、サインツは？」などと驚きや期待の声が続々と寄せられた。
1996年には、全盛期のシューマッハーが当時低迷していたフェラーリに移籍して世界中のF1ファンを驚かせたが、多くのF1ドライバーにとってフェラーリは憧れの存在であるため、「やっぱり誰しも跳ね馬には乗りたいものなんだろうな」「やっぱフェラーリのシートって特別なんだな…」「フェラーリに行きたくないドライバーなんて居ない」「やはり憧れなのかフェラーリは」といった声も目立った。ハミルトンが抜けるメルセデスの後任ドライバーについて「誰が来るのかワクワク」「本命、アルボン 対抗馬、アロンソ 大穴、ミック（・シューマッハー）！」「アルボンとかガスリーが来たら面白そう」といった予想もたくさん寄せられている。
ハミルトンは今回の移籍について「メルセデスは13歳のころから私の人生の一部であり、私はここで成長した。非常に難しい決断だったが、今が新たな一歩を踏み出す最良のタイミングであり、新しい挑戦にワクワクしている」というコメントを寄せている。
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2024-02-02 04:24:00Z
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