<陸上:別府大分毎日マラソン>◇4日◇大分市高崎山うみたまご前~大分ジェイリーススタジアム(42・195キロ)
青山学院大(青学大)で箱根駅伝4連覇に貢献した下田裕太(27=GMOインターネットグループ)が日本人トップとなる2時間8分24秒で2位に入った。エチオピア出身のワークナー・デレセ(28=ひらまつ病院)が2時間7分58秒で優勝した。
下田は昨年10月のパリ五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で2時間17分26秒で45位に終わり、今大会が11回目のマラソン。優勝こそ逃したが日本人トップの結果を残した。3位には下田と同じ青学大OBの岸本大紀(23=GMOインターネットグループ)が入った。
◆別府大分毎日マラソン順位(タイムは速報値)
(1)ワークナー・デレセ 2時間7分58秒
(2)下田裕太 2時間8分24秒
(3)岸本大紀 2時間8分38秒
(4)ベン・プライスナー 2時間8分58秒
(5)安井雄一 2時間9分30秒
◆レース経過 ※タイムは速報値
◆スタート 正午号砲。曇り、気温7.6度、湿度96%、北西の風1.0メートル。うみたまご(大分マリーンパレス水族館)前から北に向かって走り出した。
◆1キロ 3分05秒で通過。海沿いの道を走る大集団は市街地に向かう。
◆3キロ 9分05秒で通過。1キロ3分ペース。先頭集団は招待選手全員、ペースメーカーを含む31人。
◆5キロ 15分8秒で通過。1キロ3分ペースを変わらず刻む。
◆最初の給水ポイント 安井が左右に1本ずつボトルを持って給水。
◆10キロ 30分12秒で通過。1キロ3分ペースを維持。下田は6位。青学大・倉本も集団内で余裕を持った走り。集団は縦長15メートルほど。折り返して南下する。海沿い走るが風はほとんどない状態。
◆15キロ 45分14秒で通過。集団は29人。下田は2位。別府市街地を抜けて別府湾をのぞむコースに。
◆16キロ 海外招待選手のバンチエ、エルアーラビが遅れて後方に。集団は27人。
◆20キロ 1時間00分23秒で通過。小山が2位。湿度が高いためか、ここまで給水する選手が少ない。集団は東へと進んでいく。招待選手の大崎が集団から大きく離れ出す。集団は22人。エルアーラビは走るのをやめて歩き出す。
◆中間地点 1時間03分39秒で通過。下田は集団後方に位置。大分市街地に向かう。
◆25キロ 1時間15分24秒で通過。下田が3位、倉本は6位で通過。先頭集団は15人。丸山が集団から離れ後方に。気温8度。畔上は集団から大きく引き離される。
◆27.5キロ 倉本はペースメーカーすぐ後ろで余裕の表情。岸本大紀も集団内で粘り強い走り。
◆29キロ 弁天橋の登り付近で倉本が集団から離れ出す。
◆30キロ 1時間30分31秒で通過。ペースメーカーが外れる。下田が先頭に立つ。岸本も集団内。ペースが上がり始める。
◆35キロ 下田が1時間45分57秒で通過。先頭集団は下田、岸井、ワークナー・デレセ、ベン・プライスナーの4人に絞られる。
◆36キロ デレセが先頭、下田が2位に。
◆36.9キロ 下田がスパートを仕掛け、再び先頭に。
◆37.5キロ 下田が苦しそうな表情浮かべ、デレセに抜かれ2位に。
◆38.6キロ 岸本が下田を抜いて2位に浮上。先頭は変わらずデレセ。
◆40キロ ペースを維持するデレセが2時間1分11秒で通過。2位に上がった下田が16秒差、岸本が20秒差で追いかける。
◆41キロ デレセ、下田、岸本の順位は変わらず。
◆フィニッシュ ワークナー・デレセが2時間7分58秒で優勝。自己ベストを大幅更新。2位は日本人トップの下田、3位は岸本
【昨年の大会】日本人トップ3位に市山翼、青学大・横田俊吾が学生記録更新し4位>>
◆招待選手◆
選手名 | 年齢、所属・国籍 | タイム |
---|---|---|
アイチュウ・バンチエ | 28=エチオピア | 2時間06分23秒 |
ヒシャム・ラクーアヒ | 34=モロッコ | 2時間06分32秒 |
モハメドレダ・エルアーラビ | 34=モロッコ | 2時間06分55秒 |
下田裕太 | 27=GMOインターネットグループ | 2時間07分27秒 |
丸山文裕 | 33=旭化成 | 2時間07分55秒 |
小山裕太 | 28=トーエネック | 2時間07分57秒 |
畔上和弥 | 27=トヨタ自動車 | 2時間08分29秒 |
大崎遼 | 28=小森コーポレーション | 2時間08分30秒 |
安井雄一 | 28=トヨタ自動車 | 2時間08分48秒 |
◆男子マラソン日本歴代5傑◆
順 | 選手名 | タイム | コース |
---|---|---|---|
1 | 鈴木健吾 | 2時間04分56秒 | 21年びわ湖毎日 |
2 | 大迫 傑 | 2時間05分29秒 | 20年東京 |
3 | 山下一貴 | 2時間05分51秒 | 23年東京 |
4 | 其田健也 | 2時間05分59秒 | 23年東京 |
5 | 設楽悠太 | 2時間06分11秒 | 18年東京 |
今年の別府大分毎日マラソン来年9月の世界陸上選手権東京大会の代表選考につながるジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズ(23年4月~25年3月)の男子G1大会。国内招待選手は6人。自己ベスト順では、2時間7分27秒の下田裕太(27=GMOインターネットグループ)を筆頭に、2時間7分55秒の丸山文裕(33=旭化成)、2時間7分57秒の小山裕太(28=トーエネック)の3人が2時間7分台の記録を持つ。下田は同大会初出場。丸山は地元大分の出身で、今大会での現役引退を表明している。海外招待選手は自己ベスト2時間6分23秒のアイチュウ・バンチエ(28=エチオピア)を含む3人で、2時間6分32秒の記録を持つヒシャム・ラクーアヒ(34=モロッコ)は19年に同大会で優勝している。
レースは大分市の高崎山うみたまご前をスタートし、別府市内を通って、同市のジェイリーススタジアム(大分市営陸上競技場)をフィニッシュとする42.195キロで行われる。別府湾を望むコースで、海側から吹く風など気象条件も勝負に影響を及ぼす大会として知られる。ペースメーカーは1キロ3分ペースで設定された。
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2024-02-04 04:45:00Z
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