MLB公式サイトは23日、今季もっともホームランを多く放つ打者を予想する記事を掲載。大谷翔平選手(ドジャース)がナ・リーグではトップ、全体では2位にランクインした。

昨季はア・リーグ最多の44本塁打を放ってタイトルを獲得し、オフにナ・リーグのドジャースに移籍した大谷。寸評では「右肘手術明けとなるが春季キャンプ最初の打撃練習から開幕への準備が整って見える」と伝え、ドジャースがシーズン序盤は大谷に休みを与えながら起用するだろうと予想しつつも、昨季の大谷が135試合で44本塁打を放ったことから問題にならないとした。また強打者揃いのドジャース移籍も追い風になるかもしれないと評価している。

大谷を抑えてトップだったのはアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)。昨季は故障もあって106試合の出場で37本塁打どまりだったが、寸評では「22年にはア・リーグ最多記録を塗り替える62本塁打を放った」事実にあらためて触れ、最有力候補にふさわしいと高評価を与えた。

3位は昨季41本塁打のロナルド・アクーニャ外野手(ブレーブス)、4位は両リーグ最多の54本塁打を放ったマット・オルソン一塁手(ブレーブス)、5位は39本塁打だったアドリス・ガルシア外野手(レンジャーズ)と続き、ダークホースの一番手には32本塁打のフリオ・ロドリゲス外野手(マリナーズ)の名前が挙げられた。