新型コロナウイルスの影響で中止された今春センバツに出場するはずだった32校を招く甲子園高校野球交流試合(8月10~12、15~17日)の抽選会が8日、オンラインで行われた。各校1試合ずつ計16試合が組まれた。10日の開幕戦は大分商-花咲徳栄(埼玉)に決まった。
組み合わせは以下の通り。
8月10日(月・祝)
◆第1試合 大分商-花咲徳栄=午前10時
◆第2試合 明徳義塾(高知)-鳥取城北(鳥取)=午後0時40分
8月11日(火)
◆第1試合 天理(奈良)-広島新庄=午前10時
◆第2試合 創成館(長崎)-平田(島根)=午後0時40分
◆第3試合 明豊(大分)-県岐阜商(岐阜)=午後3時20分
8月12日(水)
◆第1試合 智弁学園(奈良)-中京大中京(愛知)=午前10時
◆第2試合 鹿児島城西(鹿児島)-加藤学園(静岡)=午後0時40分
8月15日(土)
◆第1試合 履正社(大阪)-星稜(石川)=午前10時
◆第2試合 磐城(福島)-国士舘(東京)=午後0時40分
◆第3試合 仙台育英(宮城)-倉敷商(岡山)=午後3時20分
8月16日(日)
◆第1試合 明石商(兵庫)-桐生第一(群馬)=午前10時
◆第2試合 帯広農(北海道)-高崎健康福祉大高崎(群馬)=午後0時40分
◆第3試合 鶴岡東(山形)-日本航空石川(石川)=午後3時20分
8月17日(月)
◆第1試合 大阪桐蔭(大阪)-東海大相模 (神奈川)=午前10時
◆第2試合 智弁和歌山(和歌山)-尽誠学園(香川)=午後0時40分
◆第3試合 白樺学園(北海道)-山梨学院(山梨)=午後3時20分
注目選手
・投手では、最速151キロ右腕の明石商・中森俊介投手(3年)がドラフト上位候補。中京大中京・高橋宏斗投手(3年)は進学希望だが、昨秋神宮大会優勝投手で高評価を受ける。最速149キロの大分商・川瀬堅斗投手(3年)同148キロの白樺学園・片山楽生投手(3年)は右の本格派。
・左腕では、昨秋神宮大会準優勝の高崎健康福祉大高崎・下慎之介投手(3年)や明豊・若杉晟汰投手(3年)がいる。
・野手では、明石商の1番来田涼斗外野手(3年)は思い切りのいいスイングが魅力でドラフト上位候補だ。東海大相模は山村崇嘉内野手、西川僚祐外野手、鵜沼魁斗外野手(いずれも3年)のトリオが引っ張る。花咲徳栄・井上朋也内野手(3年)のパワーに、仙台育英・入江大樹内野手(3年)の勝負強さも注目。昨夏甲子園優勝の履正社は関本勇輔捕手、小深田大地内野手(ともに3年)ら好選手がそろう。同準優勝の星稜・内山壮真捕手(3年)は遊撃から転向して臨む。
招待校の主将コメント
・白樺学園(北海道)
・帯広農(北海道)
・鶴岡東(山形)
▽仙台育英・田中祥都主将(3年)「『熱夏伝承』がスローガンです。1、2年生や多くの人に、どう思いを残せるかで完結する」
・磐城(福島)
▽高崎健康福祉大高崎・戸丸秦吾主将(3年)「(帯広農は)チーム打率が高い。得意の守備をどれだけ見せられるか。捕手の自分のリードが課題になる」
▽桐生第一・広瀬智也主将(3年)「明石商は注目選手が2人いて、レベルの高いチームだと思う。挑戦者という気持ちで戦っていきたい」
▽花咲徳栄・井上朋也主将(3年)「素晴らしい舞台を用意してくださったので感謝し、最高のパフォーマンスができるよう準備していきたい」
▽国士舘・鎌田州真主将(3年)「雰囲気よく練習できるようになっている。相手は投手力が高い。甲子園はプレーできるチームが少ないので堂々とプレーしたい」
▽東海大相模・山村崇嘉主将(3年)「ワクワクした気持ちです。近畿の名前のある高校とやりたいと思っていました。打力で負けられません」
▽山梨学院・功刀史也主将(3年)「さまざまな人の支えがあって実現される甲子園なので感謝して最後まで一生懸命プレーしたいと思います」
▽加藤学園・勝又友則主将(3年)「鹿児島城西さんは投打のレベルが高く、良いチーム。自分たちの野球をして、勝てるように頑張りたい」
▽中京大中京・印出太一主将(3年)「練習試合を通して試合の感覚も戻っている。無敗という目標を掲げているので、こだわっていきたい」
▽県岐阜商・佐々木泰主将(3年)「ウエートトレーニングで筋力を鍛え打球が伸びた。投手野手ともにいい状態です。最高の1試合にしたい」
▽星稜・内山壮真主将(3年)「ひとりひとりがいい仕上がりを見せている。昨年の夏の借りを返すということを胸に、全員で頑張ります」
▽日本航空石川・井口太陽主将(3年)「チームの雰囲気はよくなっている。常に感謝の気持ちで、1試合に全力を出し切れるように頑張りたい」
▽大阪桐蔭・薮井駿之裕主将(3年)「(東海大相模は)打力が高いチーム。今は高い意識をもって練習ができている。全力プレーで頑張りたい」
▽履正社・関本勇輔主将(3年)「(星稜は)北信越で優勝して投打共にレベルが高い。常に感謝の気持ちを持って、全力で頑張っていきたい」
▽明石商・来田涼斗主将(3年)「相手投手は制球力が良く、いい打者も多い。僕たちは(自粛の)2カ月で体が大きくなり、打力が増した」
▽天理・下林源太主将(3年)「広島大会優勝校で打撃がいい。全員いい状態です。いろいろな方が支えてくれた。全力プレーを見せたい」
▽智弁学園・白石陸主将(3年)「強豪と試合ができてうれしい。試合の感覚、キレも戻ってきた。甲子園の決勝のつもりでがんばる」
▽智弁和歌山・細川凌平主将(3年)「本当に全員で野球を、野球ができることに感謝したい。気持ちを前面に出して勝ちきりたい」
▽倉敷商・原田将多主将(3年)「相手はレベルの高いいいチーム。みんな元気よくやれていて、いい状態。全力プレーで感謝してやりたい」
・広島新庄(広島)
▽鳥取城北・吉田貫汰主将(3年)「(自粛期間で)レベルアップできた。甲子園での1試合を大切に、やってきたことを全力で出したい」
・平田(島根)
▽尽誠学園・菊地柚主将(3年)「甲子園で試合ができる。モチベーションが上がった。夢の舞台で勇気や感動を与えられる試合がしたい」
▽明徳義塾・鈴木大照主将(3年)「鳥取城北は打撃のいいチーム。雰囲気も内容も上がってきた。1試合に今までやってきた全てを出したい」
▽創成館・上原祐士主将(3年)「体も気持ちもいい状態です。限られたチームしか試合ができないので大切に、感謝の気持ちで戦いたい」
▽明豊・若杉晟汰主将(3年)「相手は投打ともすごくいい。大会のためにモチベーションが上がった。感謝して粘り強い明豊野球をしたい」
・大分商(大分)
・鹿児島城西(鹿児島)
主な開催要項
◆大会名称 2020年甲子園高校野球交流試合。
◆日程 8月10~12日、15~17日。各チームの滞在時間を短くし、近隣地区を日帰りとするため1日3試合まで。
◆試合方法 今春中止になった第92回選抜大会の出場校に選ばれていた32校を甲子園球場に招待し、各校が1試合ずつ行う。9回同点の場合、延長10回からタイブレーク制採用。
◆招待人員 1チームあたり責任教師(野球部長)、監督、ベンチ入り選手20人(例年の18人から2人増)、記録員1人、ノッカー1人、補助員5人、校長または校長に準じる者1人の計30人。
◆開会式 8月10日の大会第1日の第1試合に出場する大分商、花咲徳栄の2校で行う。
◆中継 NHKテレビ、ラジオ、BS朝日で全16試合を生中継する。
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2020-07-08 09:14:00Z
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