Senin, 20 Juli 2020

阪神・藤浪、鈴木誠斬り復活星だ!運命の「7・23」夏の甲子園 - サンケイスポーツ

帽子をかぶり直して、気持ち新たに。藤浪の今季1軍初登板がやってくる(撮影・中島信生)

帽子をかぶり直して、気持ち新たに。藤浪の今季1軍初登板がやってくる(撮影・中島信生)【拡大】

 運命の「7・23」-。阪神・藤浪晋太郎投手(26)が20日、甲子園での指名練習に参加。今季初先発初登板となる23日の広島戦に備えた。甲子園で勝てば2017年4月27日のDeNA戦以来、1183日ぶり。鯉の主砲・鈴木誠也外野手(25)斬りに闘志を燃やした。

 グラウンドにはセミの声が響き、肌を刺すような強い陽光が差し込んだ。真夏の甲子園のマウンドに藤浪が帰ってくる。2020年、いや、今後の人生を占う運命の今季1軍初登板。あふれる闘志を必死で抑えた。

 「あまり空回りせずにいつも通り試合に入っていけたら。もちろん気合は入りますが、力みすぎずにというのも心がけて臨みたい」

 新型コロナ感染や右胸の筋挫傷、そして遅刻での2軍降格…。波乱の上半期を経て、昨年8月1日の中日戦以来の1軍登板をつかんだ。2軍戦の4試合では16イニング連続無失点で制球難も克服。真価が試されるための舞台を自ら設定した。

 「ファンの方も楽しみにしてくれていると思うので、見ごたえのある勝負ができたら」

 藤浪vs鈴木誠。5位と低迷する広島の中で、セ・リーグ3位の打率・359、7本塁打、21打点と奮闘している主砲を封じることを約束した。

 通算では23打数9安打(打率・391)と分が悪いが、意識するのは同い年というだけじゃない。復活へ、暗中模索していた春季キャンプ中のドラマが背景にあった。

 2月23日のオープン戦(コザしんきん)。四回から登板した藤浪の乱調を避けるべく、広島ベンチは次々と右打者を下げ、左の代打を送ってきた。だが鈴木誠だけは2打席勝負を挑んでくれた。結果は犠飛と左飛。鈴木誠の「(死球を)当てないように気を使っていた。シーズンで対戦するのが楽しみ」というエールがうれしかった。

 「同級生ですごいバッターだと思いますし、そんな選手が楽しみにしてくれているということはうれしい」

 昨季はプロ7年目で初の未勝利に終わった。勝てば17年4月27日のDeNA戦以来、1183日ぶりの甲子園白星。矢野監督は「彼自身にも『やってやる』という気持ちがあると思うし、それをぶつけてもらえれば」と期待する。忘れかけていた感触を取り戻すため、ポール間のランニングなどで懸命に汗を流した。

 「全体的に良い状態ではあるので、やってきたことをしっかり1軍の試合でも出せるように頑張りたい」

 鈴木誠に真っ向勝負を挑む。プロ通算51勝目を目指す藤浪が「7・23」にすべてをかける。(織原祥平)

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