池江、退院後初めて練習を公開…「あくまで目標はパリ五輪」 - 読売新聞

　競泳女子で白血病からの復帰を目指している池江璃花子選手（１９）（ルネサンス）が２日、昨年１２月の退院後初めて練習を公開した。代表取材に応じた池江選手は、「あくまで自分の目標は２０２４年のパリ五輪。土台をしっかり作ってやっていきたい」などと語った。

　日大水泳部温水プール（東京都目黒区）で行われた練習では、自転車型のマシンをこぐトレーニングなどを行った後、２時間で約３０００メートル、フォームを意識しながら丁寧に泳ぎ込んだ。「泳ぎ始めた時は周りについていけないことが悔しかったが、今はだいぶ同じように出来るようになり、日に日に力がついてきている」と順調さを強調した上で、「まだ満足していない。みんなよりもっと一歩前に出られるように強くなりたい」と意欲を見せた。また、直近の目標として、１０月に予定されている日本学生選手権への出場を挙げた。

　池江選手は３月にプールでの練習を開始。新型コロナウイルス感染拡大を受けて４月からは自宅でのトレーニングに切り替えていたが、６月から再びプールでの練習を再開していた。

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2020-07-02 07:07:00Z
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