宮田笙子選手は、京都府出身の19歳。脚力と瞬発力を生かしたダイナミックな演技が持ち味で、得意の跳馬では高難度の「ユルチェンコ2回ひねり」、ゆかではH難度の大技で伸身2回宙返り1回ひねりの「チュソビチナ」など難度の高い技もこなします。
おととし、高校生では7年ぶりにNHK杯で優勝を果たし、初めて世界選手権の代表に選ばれると、種目別の平均台で銅メダルを獲得したほか、個人総合で8位に入りました。去年は全日本選手権のおよそ1か月前に右足の疲労骨折が判明し、けがに苦しみましたが、NHK杯では安定感のある演技を見せて2連覇を達成しました。
ことしは全日本選手権で初優勝を果たすなど初のオリンピック出場に向け、エースとしての力を示しています。宮田選手は去年の春、高校を卒業し、体操の強豪・順天堂大学に通っています。
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2024-05-18 11:28:53Z
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