FC岐阜は1日、MF柏木陽介の現役引退を発表 [写真]=Getty Images
FC岐阜は1日、元日本代表MF柏木陽介が2023シーズン限りで現役を引退することを発表した。
1987年12月15日生まれの柏木は現在35歳。サンフレッチェ広島の育成組織出身で、後にJリーグ屈指の“マエストロ”となる同選手は2005年にトップチームデビューを果たした。2010年から10シーズン在籍した浦和レッズではクラブ公式戦通算409試合に出場し49得点110アシストを記録。AFCチャンピオンズリーグや天皇杯優勝など計6タイトル獲得に貢献するとともに、2度のJ1リーグアシスト王にも輝いた。また、各年代の日本代表に選出された経歴を持ち、2010年にデビューしたA代表では通算11キャップを誇っている。
2021年からはFC岐阜に活躍の場を移すと、2022シーズンにはキャプテンに就任した。今シーズンはここまで明治安田生命J3リーグ22試合に出場している柏木は、今シーズン限りでの現役引退に伴い、クラブ公式サイトで胸中を明かしている。
「私、柏木陽介は2023シーズン限りで引退することを決断いたしました。プロサッカー人生18年。こんなにも長くサッカー選手を続けられたことは感謝しかありません。サンフレッチェ広島、浦和レッズ、FC岐阜。全てのチームに感謝です。サンフレッチェ広島はプロサッカー選手としての幹を作り、育ててくれた場所。浦和レッズはプロの厳しさ、そして最高の喜びを教えてくれた場所。FC岐阜は自分をもう一度サッカー選手として迎え入れ、しっかりと前を向かせてくれた場所。自分にとって全てが感謝でしかありません」
「サッカー選手、柏木陽介に携わってくださった全ての皆様にありがとうを伝えたいと思います。かけがえのない最高のサッカー人生でした。心からありがとうございました。残りわずかとなりましたが、今シーズン、最後までチームのために全力で戦います!」
プロキャリア18年で公式戦通算600試合以上に出場した“マエストロ”は、残り5試合でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。
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2023-11-01 05:59:39Z
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