国内フリーエージェント(FA)権を行使しているオリックス山崎福也投手(31)が22日、現在の率直な思いを明かした。

兵庫県内で行われた選手会納会に参加し、取材に対応。「(チームメートに)ちゃかされたりしましたけど。今日は今日でしっかりと楽しみます」と苦笑いしながらも、丁寧に心境を話した。

「終わったばかりというのもありますし、各球団の方々の熱意というか、素晴らしい条件もいただいて、まだどこがどうとかというのはもう全くなくて、本当に1回冷静になって、もう1度ゆっくり考えたいですね」

残留を要請しているオリックスを含めてDeNA、ヤクルト、巨人、ソフトバンク、日本ハムの全6球団とこの日までに交渉を終えた。「今年始まる前には、こんなふうになるとは思ってなかったです。正直、パニックになった自分もいましたけど。今は冷静になって、もう1回、考える時間を自分の中でしっかりと作っています」。驚きを隠せない様子も、現状を冷静に話した。

決め手になるポイントについては野球人としての今後と、しっかり先発投手として投げられるかを挙げ「自分自身がどのように活躍できるかというか、どういう環境で今後投げられるかというのを、お聞きしました。一番強く聞きました」と振り返った。

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