野球の国・地域別対抗戦の第5回「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)で9日、日本代表と同じB組に入る韓国代表は豪州代表と対戦。接戦の末に7-8で敗れた。試合の明暗を分けたのは、試合終盤に見せた痛恨の走塁死だっただけに、韓国メディアからは「致命的なミス」「集中力なし」などと批判の声が上がっている。
4-5と1点を追う七回1死走者なしで、代打の姜白虎(カン・ベクホ)が左中間を破る一打を放った。二塁の塁上にたどりつくと味方ベンチに向かってガッツポーズした姜。しかし、その際に一瞬だけ両足が二塁ベースを離れたため、豪州の内野手がタッチした。
塁審の判断はセーフだったが、リプレー検証の結果アウトに。反撃ムードが断たれた姜のプレーに、韓国メディアからも批判の声が上がっている。
全国紙の中央日報(日本語電子版)は「2塁打放ってガッツポーズしたが走塁死…韓国代表の致命的なミス」との見出しで豪州代表に惜敗したことを速報。スポーツソウル(日本語電子版)も「衝撃…韓国選手が『喜びすぎ』でまさかの〝珍アウト〟、一体何が」との見出しでこのプレーを取り上げ、「重要な試合で集中力のない姿を見せた」と切り捨てた。
WOW. Baekho Kang comes off the bag while celebrating and is ruled out 🤯
📺: FS1 and the FOX Sports App pic.twitter.com/yMng10cysK
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) March 9, 2023
韓国が見せた痛恨の走塁ミスに、米国メディアも反応。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」の大リーグ専門ツイッターの公式アカウントでも、アウトになった瞬間の映像を添付し、「姜は祝福中にベースを離れ、アウトとなった」とツイートした。
韓国代表は10日に日本代表と対戦する。(浅野英介)
WBCで大谷に「故意死球」示唆、韓国代表投手が釈明 地元メディアも「不用意な発言に注意を」
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2023-03-09 08:21:05Z
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