Sabtu, 11 Maret 2023

WBC侍ジャパン近藤健介、チェコの変則投手を「理詰め」で攻略…鹿取義隆の目 - 読売新聞オンライン

 野球の国・地域別対抗戦「カーネクスト2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)東京プール」は11日、1次ラウンドB組が東京ドームで行われ、日本代表「侍ジャパン」はチェコに10-2と完勝、3連勝で準々決勝進出に大きく近づいた。巨人と西武でリリーバーとして活躍し、2006年の第1回WBCで投手コーチを務めた鹿取義隆さんが試合を振り返る。

 チェコの先発、サトリアの持ち球は主に120キロ台の直球と115キロ前後のチェンジアップ、それよりも少し遅いカーブの3種類。

 速球に慣れているプロが遅い球を打つのは、意外に難しい。タイミングをゆったりとってスイングを始動したつもりでも、「ボールが来ない」という感覚になりがちだ。さらに、サトリアは、ほぼ同じ腕の振りから三つの球種を投げ分けた。三回、大谷が3球三振を喫した場面が象徴的だった。

 しかし、同じ三回、近藤は5球目、真ん中低めのチェンジアップを二塁打にして突破口を開いた。この打席で彼は2球ファウルしているが、真ん中寄りとやや外角で、打つコースを絞っていた。さらに球種はチェンジアップにタイミングを合わせていた。2打席目になれば、遅い真っすぐなら対応出来るからだ。

 変則投手を攻略するには、彼のように「理詰め」でいくことが求められる。代表メンバーには立てたプランを実行するスキルはあるのだから、焦らず、冷静に対処すれば、打ち崩す道筋は見えてくるはずだ。

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2023-03-11 14:00:00Z
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