Senin, 06 Maret 2023

大谷翔平 2打席連続スリーラン【詳報】WBC日本代表 阪神に勝利 - nhk.or.jp

野球のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックに向けた日本代表の強化試合が6日、大阪市で行われ、日本代表は大谷翔平選手の2打席連続スリーランホームランの活躍などで8対1で阪神に快勝しました。

記事後半では試合の詳しい経過もお伝えしています。
               
日本 004 040 000|8
阪神 001 000 000|1

WBCで3大会ぶりの優勝を目指す日本代表は、今月9日から始まる第1ラウンドを前に京セラドーム大阪で6日、阪神と、7日、オリックスと強化試合を行います。

6日の阪神との試合は0対0の3回、ツーアウト三塁の場面で日系選手で初めてWBCの日本代表に選ばれた1番のヌートバー選手がタイムリーヒットを打って1点を先制しました。

さらに一塁二塁として3番の大谷選手が追い込まれてから低めのフォークボールに体勢を崩されながらもセンターにスリーランホームランを打ち、この回、4点を奪いました。

さらに大谷選手は5回、一塁二塁とチャンスの場面で迎えた第3打席でストレートを捉えて2打席連続となるスリーランホームランを打ちました。大谷選手は3打数2安打、ホームラン2本、6打点の活躍で打線を引っ張りました。

投手陣は先発した山本由伸投手が3回1失点にまとめたほか、2人目の高橋奎二投手も緩急を使ったピッチングで3回無失点と好投しました。

この後も投手リレーでリードを守った日本代表は8対1で阪神に快勝しました。

日本代表は7日、最後の実戦となる強化試合を終えたあと、今月9日にWBCの1次ラウンド初戦で中国と対戦します。

大谷翔平「十分に上を狙えると思う」

大谷翔平選手は試合後のヒーローインタビューで「初めてのゲームだったが、いい雰囲気で全員が戦えている。素晴らしい選手たちが集まってくれているのでチーム一丸となって頑張りたい」と話しました。

6日の試合で打った1本目のホームランについては「阪神の才木浩人投手も素晴らしいボールを投げてきていたので、なんとか負けないように、いい角度で振ることができた」と振り返りました。

2本目のホームランについては「フルカウントだったのでシンプルに甘い球を打とうと思った。ちょっと詰まったが力でなんとか運べてよかった」と振り返っていました。

そのうえで「僕自身の調整は今のところ順調に来ていると思うので、あとはチーム全員で調子をもっともっと上げていって初戦を迎えられたら十分に上を狙えると思う」と話し、気を引き締めていました。

そして、最後にファンに向けて「まだまだ声援が足りないので、もっともっと大きい声援をよろしくお願いします」と笑顔で呼びかけると、観客席からは大きな声援や拍手が送られました。

先制打 ヌートバー「プレー楽しめた」

先制のタイムリーヒットを含むヒット2本の活躍を見せたヌートバー選手は「多少、緊張もあったが、ファンの皆さまの前でプレーできることを楽しめた。きょうは1、2本ヒットが打てればいいと思っていたので、その通りになってよかったと思う」と話し、日本代表としてのデビュー戦は手応えがあった様子でした。

栗山監督「いい試合の入りができた」

日本代表の栗山英樹監督は大谷選手やヌートバー選手など大リーグの選手が活躍したことについて「技術や能力もあるが、試合に入るときの集中力はすごいと思って見ていた」とたたえていました。

そして、3回に4点を奪って試合を優位に進めた点を挙げて「課題もあるが、いい試合の入りができたと思うので、こういう形を生かしていきたい」と本番を見据えていました。

《日本代表 成績》

打撃成績

1.(中)ヌートバー 3打数2安打1点
打(中)牧原 2打数0安打0点
2.(右)近藤 3打数1安打0点
3.(指)大谷 3打数2安打6点 2本塁打
打(指)山川 2打数0安打0点
4.(三)村上 4打数1安打0点
5.(左)吉田 3打数1安打1点
 (左)周東 1打数0安打0点
6.(一)岡本 3打数0安打0点
7.(二)山田 4打数0安打0点
8.(遊)源田 3打数3安打0点
走(遊)中野 1打数0安打0点
9.(捕)中村 4打数0安打0点
 (捕)大城 0打数0安打0点

投手成績

山本  3回 50球 4安打 自責1
高橋奎 3回 45球 2安打 自責0
松井  1回 11球 0安打 自責0
湯浅  1回 6球 0安打 自責0  
栗林  1回 14球 0安打 自責0

《試合詳細》

18:11 試合開始

日本代表が先攻、阪神が後攻で午後6時11分、強化試合が始まりました。

【1回表】大谷 第1打席は空振り三振

1回表、日本は先頭のヌートバー選手がヒットで出塁しますが、続く近藤選手がダブルプレーに倒れました。

大谷選手は、ツーアウトランナー無しで第1打席を迎えました。

初球のストレートを見逃してボール。
2球目のストレートを見逃してストライク。
3球目のストレートをファウル。
4球目の高めのストレートを空振りして、三振でした。

阪神の先発は才木投手です。
(日本0-0阪神)

【2回終了】日本0-0阪神

試合は2回が終わり両チーム無得点です。

日本代表は先発の山本投手がヒット1本を打たれましたが、無失点です。

【3回表】ヌートバーが先制打 日本1-0阪神

3回表、日本は源田選手のツーベースヒットのあと、ツーアウト三塁から1番 ヌートバー選手が2打席連続ヒットとなるタイムリーヒットを打ち、先制しました。

【3回表】大谷がスリーランホームラン 日本4-0阪神

このあと2番 近藤選手がフォアボールを選び、ツーアウト一塁二塁の場面で大谷選手が第2打席を迎えました。

初球の変化球を見逃してボール。
2球目のインコースのストレートをファウル。
3球目のストレートをファウル。
4球目の低めのフォークボールは体勢をやや崩されましたが、センター方向の観客席に運びスリーランホームランでした。

日本が、4対0とリードを広げました。

大谷翔平「いいスイングができた」

大谷翔平選手は「時差ぼけで体調が100%ではなく、甘い球を打ち損じるのは気になりますが、打ったのは落ちる変化球で、いいスイングができました」とコメントしています。

【3回ウラ】山本 近本にホームラン打たれる 日本4-1阪神

3回ウラ、日本の先発 山本投手が阪神の近本選手にライトにホームランを打たれました。その後、さらにピンチを招きましたが、追加点は与えませんでした。

【4回ウラ】日本 山本→高橋奎二(ヤクルト)

日本は4回ウラから2人目に高橋奎二投手(ヤクルト)に交代しました。

【5回表】大谷 2打席連続スリーランホームラン 日本8-1阪神

大谷選手は4対1の5回表、ツーアウト一塁二塁と再びチャンスで第3打席を迎えました。阪神は2人目、富田投手でした。

初球の速球は見逃してボール。
2球目の速球はファウル。
3球目の高めの速球は見逃してボールでした。
4球目の高めの速球をファウル。
5球目の変化球をファウル。
6球目の変化球を見逃してボール。
そして7球目。高めのストレートを捉えて、センターに2打席連続となるスリーランホームランを打ちました。
日本が7対1とリードを広げました。

このあとランナーを1人置いて、5番の吉田選手がレフトオーバーのタイムリーツーベースヒットを打って、追加点をあげました。

日本代表は、この試合から大リーグでプレーする選手が出場していますが、大谷選手、ヌートバー選手、それに吉田選手の3選手が全員、ヒットと打点を記録しました。

大谷 2打席連続ホームラン「粘って甘い球を打てた」

大谷翔平選手は第3打席で2打席連続となるスリーランホームランを打ったことについて「スリーボール、ツーストライクまで粘って甘い球を前の打席に続いて打ててよかったです」とコメントしています。

【5回終了】日本8-1阪神

【7回表】大谷に代打 この試合ホームラン2本6打点

3番 指名打者で先発出場した大谷翔平選手は7回表に代打を送られ交代しました。

大谷選手は日本代表に合流して初めての実戦となった阪神との強化試合で3打数2安打、ホームラン2本、6打点の活躍でした。

【試合終了】日本8-1阪神

試合は、このまま日本代表が阪神に得点を与えず、8対1で勝ちました。

この試合、日本代表は大谷選手が2打席連続スリーランホームラン、ヌートバー選手、吉田選手にもタイムリーが出て、大リーグに所属する3選手が全打点をあげました。

《先発メンバー発表》

日本代表の先発メンバーが発表され、大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手
が3番 指名打者で先発します。

また、今シーズンから大リーグ、レッドソックスに移籍した吉田正尚選手が5番 レフトで先発するほか、日系選手として初めてWBC日本代表となったカーディナルスの
ラーズ・ヌートバー選手が1番 センターで出場します。

【日本代表 先発メンバー】

1.(中)ヌートバー(カーディナルス)
2.(右)近藤(ソフトバンク)
3.(指)大谷(エンジェルス)
4.(三)村上(ヤクルト)
5.(左)吉田(レッドソックス)
6.(一)岡本(巨人)
7.(二)山田(ヤクルト)
8.(遊)源田(西武)
9.(捕)中村(ヤクルト)

先発投手:山本(オリックス)

午前中から大勢のファン

会場の京セラドーム大阪では、6日の午前中から大勢のファンが集まり、試合開始4時間前となる午後2時ごろには日本代表のグッズ売り場に長い列ができていました。

6日の試合から出場が可能となる大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手のユニフォームや、阪神から日本代表に選ばれた湯浅京己投手のグッズなどは、すでに売り切れていて、会場のスタッフが完売したことを案内していました。

兵庫県姫路市から訪れた30代の男性は大谷選手のユニフォームを購入するため、午前3時ごろからドームで待ち、およそ9時間待って手に入れることができたということで「めっちゃうれしいです。並んだかいがありました。大谷選手のバッティングに注目します」と話していました。

また、三重県から訪れた10代の男性は「大リーグでプレーする大谷選手やヌートバー選手、吉田正尚選手の迫力あるプレーが見たいです」と話していました。

日本代表 9日 WBC初戦に

WBC日本代表は7日に、同じく京セラドーム大阪でオリックスと大会前、最後の実戦となる強化試合を行います。

そして9日に東京ドームでWBCの1次ラウンド初戦で中国と対戦します。

Adblock test (Why?)


https://news.google.com/rss/articles/CBMiPmh0dHBzOi8vd3d3My5uaGsub3IuanAvbmV3cy9odG1sLzIwMjMwMzA2L2sxMDAxMzk5OTgxMTAwMC5odG1s0gFCaHR0cHM6Ly93d3czLm5oay5vci5qcC9uZXdzL2h0bWwvMjAyMzAzMDYvYW1wL2sxMDAxMzk5OTgxMTAwMC5odG1s?oc=5

2023-03-06 14:01:36Z
1824535732

Tidak ada komentar:

Posting Komentar