阪神が新外国人として韓国KTのメル・ロハス・ジュニア外野手(30)を獲得することが9日、決定的となった。長打力と確実性を兼ね備えたスイッチヒッターが選んだのは、タテジマ。米大リーグ、そして巨人も巻き込んだ争奪戦がついに決着した。虎はすでにチェン・ウェイン投手(35)=前ロッテ=とも大筋で入団合意に達しており、投打の強力な新戦力を迎え、来季構想がほぼ固まった。
この男の奪い合いが、来季の覇権争いそのものだった。阪神とロハスが、いよいよ結ばれる。来季の構想がほぼ固まり、悲願Vへの道筋が描ける。順調な交渉を続けてきた谷本球団副社長兼本部長も手応えが口をついた。
「おそらく合意に向けて進んでいるのは事実。精査中ということで。鋭意努力しているところ。非常に補強ポイントに置いていた部分ですので、うまくいってほしい」
思いをぶつけて、伝え続けて、獲得が決定的なところまでこぎ着けた。
ロハスは米マイナーで8年間プレーし、2017年途中に韓国KTへ移籍。4年連続で打率3割超をマークしたスイッチヒッターの外野手だ。活躍の場をアジアへと移しても年を追うごとに数字を上げ、今季は打率・349をマーク。47本塁打と135打点で2冠に輝くなど、長打力も確実性も見せつけてきた。阪神にとっては、18年の韓国リーグ打点王、サンズが虎入り1年目の今季から打率・257、19本塁打、64打点と結果を残した前例もあった。今季もあと一本に何度も泣き、巨人に敗れ続けた虎には、喉から手が出るほど欲しい大砲だった。
争奪戦は激しさを極めた。海の向こうでは、かつて父も親族もプレーしたという米大リーグがロハスを手招きしていた。日本からは巨人も参戦。どこへでも行けたロハスだったが、最後は阪神を選んだ。韓国メディアの記者もツイッターに、今季まで所属した韓国KTが「ロハス側から阪神と契約したという通知が来ました。ロハス側は『より大きな舞台で活躍したかった。機会が来て阪神と契約することになった』」と発表したとつぶやいた。虎入り正式決定は秒読みだ。
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2020-12-09 20:04:00Z
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