巨人が来季の新外国人として米大リーグ、ナショナルズからフリーエージェント(FA)となっているエリク・テームズ内野手(34)と基本合意したことが29日、分かった。左打ちの一塁手のテームズは、14~16年は韓国ダイノスで計124本塁打。17年はブルワーズで31本塁打、19年も25本塁打を放つなどメジャー通算96本塁打の長距離砲だ。近日中に正式発表される。

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巨人が韓国とメジャーで長打力を誇示したテームズと基本合意に達した。14年からプレーした韓国では15年に47本塁打、40盗塁を達成するなど3年連続で打率3割以上、35本塁打以上をクリア。17年にメジャーに復帰し、今季は1年400万ドル(当時で約4億4000万円)でナショナルズと契約。41試合で打率2割3厘、3本塁打で、今季終了後にFAとなっていた。

強打の一塁手は補強ポイントに合致する。テームズはメジャー復帰1年目の17年は4月に11本塁打を放つなど31本塁打。3年連続で2ケタのアーチを描き、メジャー通算96本塁打の長距離砲だ。守備は一塁が主戦場。今季の巨人は先発一塁手に野手では最多の9選手が名を連ねた。来季に向けた重要課題の1つだったファーストの固定もできそうだ。

ソフトバンクに2年連続で4連敗した日本シリーズでの総得点は、相手の26点に対し4点。チーム打率は日本シリーズ最低の1割3分2厘、総安打数は同最少の16と屈辱の数字が並んだ。今オフ、野手はDeNAから国内FA宣言をした梶谷を獲得したが、大塚編成本部長はさらなる打線強化の必要性を口にしていた。

リーグ3連覇と日本一奪還を目指す来季のオーダーについて、原監督は「1番梶谷、2番坂本、3番丸、4番岡本」との構想を披露している。テームズの加入でクリーンアップ最後のピースが埋まり、1番から5番まで相手が息をつけない、破壊力抜群のジグザグ打線が形成されることになる。

◆エリク・テームズ 1986年11月10日、カリフォルニア州生まれ。08年にペパーダイン大からドラフト7巡目でブルージェイズに入団し、11年5月18日に同球団でメジャーデビュー。1年目に12本塁打を放つも2年目の12年以降は伸び悩み、14年に韓国プロ野球(KBO)NCに移籍して長打力を開花させた。15年には47本塁打、40盗塁でKBO史上初の「40・40」を達成。また同年にKBO史上初となる2度のサイクル安打達成。17年にブルワーズでメジャー復帰を果たし、今季はナショナルズで一塁とDHで41試合に出場、打率2割3厘、3本塁打、12打点だった。180センチ、106キロ、右投げ左打ち。