中日・大野雄大投手(32)が22日、名古屋市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億7000万増の3億円+出来高5000万円(金額は推定)でサインした。初の沢村賞を獲得した左腕は、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず残留を決め、球団と新たに3年契約を結んだ。大野雄は「球団からは『Aクラスに入れたのは大野君の力があったから』と言われた。来年もその期待に応えて頑張らなあかんなと思いました」と笑みを浮かべた。
今季は開幕戦登板から6戦連続で勝利はなかったが、7戦目で初勝利。そこからは無双状態が始まり、球団新記録の45イニング連続無失点や球団では19年ぶりのシーズン6完封と快投を連発。2年連続の最優秀防御率、初の奪三振王にも輝いた。
それでも「最初の方の調整は難しかった。確かに最初の2試合は調整不足は出た。でも3戦目から勝ちがつなかったが自分の投球はできていた。開幕投手を務めた人間としては7戦目は遅すぎるし、チームに勢いをつけることができなかった。5連続完投勝利があったんで、もっと早くチームに勝利を届けられなかったのは反省」と、自らを律するのも大野雄らしかった。
開幕13連勝の巨人・菅野との一騎打ちを制し、沢村賞も獲得。新型コロナで開幕が遅れた中、キャリア最高のシーズンを過ごした。そのライバルに対しては「僕は菅野投手を尊敬している。昔は2人で食事にいったこともある。チームを優勝させているので、見習うところはたくさんある。来年どうなるかは分からないがNPBアワードで(大野雄を)めちゃくちゃ意識してたと言われてうれしかった。僕もそうだった。彼の投球はほとんど見ました。そんな投手に意識したと言われたのはうれしかった。彼に勝っているところは何もないが、少しでも追いつけるように、彼といろんな会話ができるようになりたい」と熱弁した。
3年連続防御率王への期待も高まるが、貯金10個を目標にも挙げ「間違いなくこの成績がキャリアハイになるが、3年契約をしてもらっているので、その上を目指さないといけない」と意気込んだ。
中日はキューバ政府が交渉窓口となっているアリエル・マルティネス捕手(24)、ヤリエル・ロドリゲス投手(23)の2人を残し、これで全選手が更改。何かとオフの話題を集めてしまった“厳冬更改”をひとまず終えた。
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2020-12-22 09:29:00Z
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