U-21日本代表は18日、U23アジア杯3位決定戦でU-23オーストラリア代表と対戦し、3-0で勝利した。前半7分にMF佐藤恵允(明治大)が先制ゴールを挙げると、同39分にはオウンゴールで追加点。後半19分にFW藤尾翔太(徳島)がダメ押しの3点目を挙げ、3位入賞を果たした。
準決勝で開催国ウズベキスタンに0-2で敗れた日本。3位決定戦でオーストラリアと対戦する。今大会の成績は、パリ五輪アジア予選となる次大会のポット分けにも影響。次大会の開催国、今大会優勝国、準優勝国、3位入賞国はポット1に入り、有利な状況で戦うことができる。パリ五輪を目指す上で、今大会最後の負けられない戦いに臨む。
準決勝から先発メンバーは7人変更。DF半田陸(山形)、DF木村誠二(山形)、MF山本理仁(東京V)、MF松木玖生(FC東京)、MF三戸舜介(新潟)、佐藤、FW中島大嘉(札幌)がスタメン入りを果たした。4-3-3の布陣を敷き、GKは鈴木彩艶(浦和)で、4バックは左からDF内野貴史(デュッセルドルフ)、木村、DF馬場晴也(東京V)、半田が並ぶ。中盤のアンカーはMF松岡大起(清水)、左インサイドハーフは松木、右インサイドハーフは山本。前線3枚は左から佐藤、中島、三戸が入った。キャプテンマークは馬場が巻く。[スタメン&布陣]
序盤から日本が先制。前半7分、内野が左サイドからクロスを上げるとクリアされる。だが、PA左でボールを拾った佐藤がボディフェイントで相手選手を抜き去り、左足シュート。クロスバーを叩き、そのままゴールラインを割った。
積極的にシュートを放つ日本。前半20分には三戸のパスを中盤で受けた松木がターンしながら左足シュート。鋭い弾道は相手GKのセーブに遭った。同23分には松木のパスを受けた三戸が相手守備陣を抜き去り、PA内に進入。しかし、左足シュートはクロスバーに当たるも、今度はゴールラインを割らずに跳ね返された。
日本は攻勢を保ったまま追加点を奪う。前半39分、数度のCKが続くと、山本の左足キックはゴール前へ。DFカイ・トレウィンの足に当たったボールはそのままゴールに吸い込まれた。リードを守った日本は前半を2-0で折り返す。
日本は後半開始から左サイドを狙われ、クロスを上げられるが、守備陣が冷静にすべてを対処。一方で、後半11分には前線の勢いを取り戻すべく、中島を下げて藤尾を入れる。
すると、この交代策が的中。後半19分、半田が右サイドから中盤まで入り込み、松木にパス。松木はPA右から右足で折り返すと、最後は藤尾が右足ダイレクトで合わせる。3-0とさらに点差を広げた。
日本は後半24分に2枚替え。山本と松木を下げ、MF藤田譲瑠チマ(横浜FM)とFW鈴木唯人(清水)が入る。さらに39分には内野と佐藤に代えて、FW細谷真大(柏)とDF加藤聖(長崎)が投入される。
日本はそのまま点差を守り切り、3-0でオーストラリアに勝利。今大会最終戦を勝利で終え、3位入賞を果たした。
(取材・文 石川祐介)
●AFC U23アジアカップ2022特集ページ
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2022-06-18 14:49:00Z
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