パドレス傘下3Aエルパソを自由契約となり、日本球界復帰を決めた秋山翔吾外野手(34)が20日、米国から帰国した。今後は、既に獲得を目指す方針を示した古巣の西武や、ソフトバンクなどとの交渉に臨むことになりそうだ。争奪戦は必至で、NPB復帰となれば2019年以来、3シーズンぶりとなる。

秋山は米15日(日本時間16日)のエルパソ退団後、引き続き米国でのプレーを希望。しかし、同18日に「代理人からオファーがなかったと伝えられた。帰国して次の決断をしたい」と区切りをつけ、日本球界へ復帰する意向を示していた。

西武から海外FA権を行使して20年にレッズ入りしたが、コロナ禍や故障などに泣かされ、結果を残せず。4月にレ軍から自由契約となり、5月にパドレスとマイナー契約もメジャー昇格は果たせなかった。メジャーでは2シーズンプレーし、通算142試合の出場で打率2割2分4厘、0本塁打、21打点だった。