現地22日の「ATP500 ハンブルク」(ドイツ・ハンブルク/9月21日~9月27日/クレーコート)大会2日目。男子シングルス1回戦で、世界35位の錦織圭(日本/日清食品)が世界22位のクリスチャン・ガリン(チリ)と対戦。錦織が0-6、3-6で敗れ、1回戦敗退となった。
第2セットもガリンのサービスゲームから。第1セットを0-6で落とした錦織は、第2ゲームをキープし、この試合で初めてゲームを取った。続く第3ゲーム、少しずつミスの増えてきたガリンに対し、0-30とポイントリードした錦織だったが、ブレークポイントを握るまでは至らない。
徐々に調子を上げてきた第5ゲームで錦織は15-40と2本のブレークポイントを握った。1本はしのがれたが、続くラリーでバックのウィナーを決め、この試合初めてのブレークに成功する。
ブレーク直後の第6ゲーム、錦織はデュースの末にブレークポイントを握られる。なんとかしのぎたいところだったが、ガリンのリターンを上手く返すことができず、ブレークバックを喫してしまう。
錦織は第7ゲームで再びブレークポイントを握るが、長いラリーの末に錦織のショットがネットを越えられず、チャンスを活かすことができない。思うようなショットが打てない錦織は思わず声をあげる場面が多く見られる。
そして第8ゲームで30-40とまたもブレークポイントを握られた錦織。一旦はしのいだものの、デュースの末にブレークされ、ゲームカウント3-5とされた。
続く第9ゲームがガリンのサービング・フォー・ザ・マッチに。ここで錦織は0-40の大チャンスを迎える。しかしこれも取り切ることができず、1回戦敗退となった。
錦織はこの試合ファーストサーブ成功率は78%を記録するも、そこからのポイント獲得率はわずか48%。3球目から主導権を握ることができなかった。またチャンスの場面でも7本中ブレークできたのは1本だけと苦しんだ。
勝利したガリンは、第3シードのガエル・モンフィス(フランス)とヤニック・ハンフマン(ドイツ)の勝者と2回戦で対戦する。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ATP1000 ローマ」での錦織圭
(Photo by Angelo Carconi - Pool/Getty Images)
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2020-09-22 09:25:00Z
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