マックス・フェルスタッペンは前日の予選で見事な走りを見せて2番手となったが、偶数側グリッドはホコリが多く、やや加速がしづらいコンディションだった。スタートでは一時4番手までポジションを落とすも、直後のアクシデントでセーフティカーが導入される前に3番手まで挽回する。
レース再開後、フェルスタッペンは25周目にピットインして、ハードタイヤに交換。各車がピットインを終えると、フェルスタッペンは2番手でレースを進める。10秒のタイム加算ペナルティーを受けたルイス・ハミルトン(メルセデス)が3番手に上がってきたが、その差を10秒以上つけながらフィニッシュまで走りきり、2位表彰台を手に入れた。これは、レッドブル・レーシングにとってF1ロシアGPでの初表彰台となる。
「このサーキットはあまり僕らとの相性がよくないということを考えると、今日の2位は喜ぶべきものだと思う。久しぶりにチームのために多くのポイントを取れたこともよかった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。
「グリッド内側はグリップが低いので、スタート直後の数コーナーはなかなか難しかったけど、それでもすぐにダニエル(・リカルド)を抜き返すことができた。ミディアムタイヤではオーバーステアが出てしまい、メルセデスのマシンを追いかけるのが難しかったけど、ハードタイヤに交換したあとは速さがあり、自分自身のレースに集中することができた。久しぶりに表彰台を獲得できてうれしく思っているし、このサーキットでボッタスの8秒後ろでのフィニッシュというのもいい結果だと思う」
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2020-09-28 09:58:17Z
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