Selasa, 22 September 2020

優勝争い大混戦続く 貴景勝、正代、阿武咲、若隆景、翔猿の5人が2敗死守…照ノ富士3敗後退 - auone.jp

正代(右)は照強を寄り切りで下し、勝ち越しを決めた

◆大相撲秋場所10日目(22日・両国国技館)

 両横綱不在で大混戦となっている優勝争いは、大関・貴景勝(千賀ノ浦)、関脇・正代(時津風)、平幕の翔猿(追手風)、阿武咲(阿武松)、若隆景(荒汐)の5人が勝ち越して、2敗を守った。

 貴景勝は結びで埼玉栄高校相撲部の先輩で関脇・大栄翔(追手風)を押し出し、新入幕の翔猿は初顔合わせの竜電(高田川)を下手投げ、若隆景は琴勝峰(佐渡ケ嶽)を寄り倒し、阿武咲は元大関・高安(田子ノ浦)をはたき込み、正代は照強(伊勢ケ浜)を寄り切った。

 2敗だった先場所優勝の平幕、元大関・照ノ富士(伊勢ケ浜)は初顔合わせの隆の勝(千賀ノ浦)に寄り切られ、2場所連続優勝に向け痛恨の3敗目。大関・朝乃山(高砂)は対戦相手の霧馬山(陸奥)の休場により不戦勝で3敗をキープした。

 37年ぶりに複数横綱が初日から不在となり、荒れる秋場所は残り5日。三役力士が意地を見せるか、下克上の平幕Vか。誰が賜杯を手にするのか目が離せない。

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2020-09-22 08:54:00Z
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