◇〇ヤクルト5―3DeNA●(30日・神宮) ヤクルトが継投で序盤のリードを守り、逃げ切った。DeNAは先発の上茶谷が誤算だった。 「この時期の1勝って、恥ずかしいんですけど、勝てて良かった」。試合後のヤクルト・石川は、ほっとした表情だった。40歳8カ月。今季10試合目の登板で初勝利し、40代での初白星となる通算172勝目を手にした。 三回に倉本に初安打を許したものの、続く投手の上茶谷を投ゴロに打ち取り併殺。途中から、プレートの踏む位置を変えるなど工夫もこらして相手打線の目先を変えた。 これは、石川の「攻め」の一つだ。投球の幅を広げるため、プレートに置く軸足の位置は一定ではない。踏む位置によって投球の角度が変わるため、同じ球でも打者には違う曲がり方に見える。「いろいろなことをして打者の打ち気やタイミング、見え方(が変わるように)を工夫している」と言う。 今季はプロ野球5人目、ヤクルトでは初となる40代での開幕投手を任されたが、勝ち星に恵まれず、夏場には約1カ月、戦列を離れた。落ち込む時期もあったが、妻と2人の息子から、「堂々と前を向いて頑張っている姿に、勇気をもらえる」と励まされ、「『下を向いていられない』という気持ちにさせてもらった」と感謝する。 「チームのために投げる姿は、いろいろ感じるものがある。チームのため一生懸命に投げてくれる姿を期待している」と高津監督。青学大から2002年に入団して19年目。毎年白星を積み重ねてきた石川は、チームにとって最高のお手本だ。【中村有花】
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2020-09-30 14:01:05Z
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