退団の可能性が浮上していたスペイン1部バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)が、正式に退団の意志をクラブへ通告した。
バルセロナは25日、AP通信にメッシから退団を求める文書を受け取ったことを認めた。
これを受けて地元各紙は移籍先候補を報道。マルカ紙はインテル・ミラノ(イタリア)、マンチェスター・シティー(イングランド)、パリ・サンジェルマン(フランス)が選択肢と伝えた。
中国家電量販店大手の蘇寧グループがオーナーを務めるインテル・ミラノは、メッシに4年総額2億6000万ユーロ(約328億円)の巨額年俸を準備。
UAE王族がオーナーであるマンチェスター・シティーも資金的な問題はなく、移籍すればペップ・グアルディオラ監督(49)との師弟関係が復活。地元カタルーニャ・ラジオによると、メッシは先週にグアルディオラ監督に直接電話をかけており、同監督はメッシ加入を歓迎しているという。
また、パリ・サンジェルマンはメッシとバルセロナ時代の同僚で仲が良いブラジル代表FWネイマール(28)が所属。カタール政府が実質オーナーを務める金満クラブは、メッシ、ネイマール、フランス代表FWキリアン・エムバペ(21)の世界最強3トップ誕生を望んでいるという。
また、スポルト紙によると、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)もメッシ獲得に動いており、ビッグクラブによる争奪戦に発展しそうだ。
史上最多6度のバロンドール(世界最優秀選手)を獲得しているメッシは、2000年に13歳でバルセロナの下部組織入り。2004年に17歳でトップチームでデビューしてから通算16シーズンで公式戦731試合に出場し、クラブ歴代最多の634ゴールをマーク。10度のリーグ優勝、4度の欧州CL制覇などクラブ歴代最多34タイトルを獲得してきた。
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2020-08-25 23:22:00Z
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