◇米国男子プレーオフ第2戦◇BMW選手権 最終日(30日)◇オリンピアフィールズCC(イリノイ州)◇7366yd(パー70)
最終日最終組から3シーズンぶりの優勝に迫った松山英樹だったが、プレーオフを戦った世界ランキング2位ジョン・ラーム(スペイン)と同1位ダスティン・ジョンソンの2人には、2打及ばなかった。「やっぱり勝つためには、パットもそうですけど、それ以上にショット力がもっともっと大事になると痛感させられた」と悔しさをにじませた。
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1番(パー5)から、1Wショットが大きく右へ。3打目をつけきれず、2オンに成功してバーディとしたジョンソンの背中を追う展開になった。2番は右ラフからアイアンショットでチャンスに絡めて獲ったが、3番でティショットが再び右へ。バンカーに突っ込んだセカンドショットは目玉になり、リードを広げられた。
「1番も3番も、左がダメというところで、何というか、嫌がって右に逃げてしまっている。思い切って振りにいけていない感じがある」。不満を胸に秘めながら、6番(パー3)では花道から7mをパターで流し込んで食らいついた。後半も2打目をバンカーのふち近くに落とした11番でボギーが先行。バーディパットを大きくショートさせた13番(パー3)、14番とパーパットをねじ込んで耐え、最終盤まで可能性を残してフィニッシュした。
2003年「全米オープン」以来のPGAツアー開催となったコースでのタフな4日間で、3度60台をマークしたのは松山とジョンソンの2人だけ。それでも、週末の2日間をジョンソンと同組で回る中で、ストローク差だけではない違いを感じたという。
「内容的には全然違う。バーディチャンスも打ち続けて、最後、ああやって大事なところで入る。僕はずっとピンチをしのいでいるだけのゴルフ。今のゴルフでは、来週には悪くなってもおかしくない」。最終18番でジョンソンがプレーオフに持ち込んだ13mのクラッチパットには、安定したショットでチャンスを演出し続ける“伏線”があったと見る。
フェデックスカップランク10位で7年連続となる最終戦「ツアー選手権」に臨む。7年以上連続での進出を継続中なのはジョンソン(12年連続)、パトリック・リード(7年連続)、そして松山の3人。2007年に始まったプレーオフシリーズの歴史をひもといても、ハンター・メイハン(07年から8年連続)、マット・クーチャー(10年から8年連続)、スティーブ・ストリッカー、フィル・ミケルソン(ともに07年から7年連続)しか達成していない快挙だ。
「ショットが最後まで思うようにコントロールできなかった中でここまで粘れたのはすごく収穫。でもショットを立て直さないと、コンスタントには上位に行けない」。ショートゲームを軸として、久々に優勝争いの渦中に身を置き続けての3位フィニッシュ。課題と向き合い、ツアー6勝目へのトライを続ける。
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2020-08-31 00:57:17Z
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