マリナーズ菊池雄星投手(29)が、5回7安打3失点無四球6奪三振と踏ん張り、今季5試合目で初勝利(2敗)を挙げた。

初回、味方打線が6点を先制。援護を受けてマウンドへ向かったが、1回2死から3番マチャドにソロ本塁打を浴びた。2回には3連打で2点目を失い、なお1死二、三塁のピンチを背負ったが、連続三振で切り抜けた。

5回には連打で失点したものの、マチャドを併殺に仕留め、追加点を防いだ。

6-3と3点リードし、勝利投手の権利を持って交代した。

試合後は「援護に助けられました。5試合かかってしまいましたけど、ホッとしました」と振り返った。

また、今季新加入の平野佳寿投手(36)が4番手として試合を締めくくり、初のリレーが実現。「先輩ですけど、その壁をまったく感じさせず、優しく接してくれる。ちょっとグッと来るものがありました」。

キャンプ中止期間は、アリゾナ州で一緒にトレーニングをしていただけに、初リレーに感激していた。