第１０１回全国高校野球選手権大会第９日は１４日、２回戦３試合が行われた。
大声援で仙台育英ナインを鼓舞する応援席＝甲子園球場（斎藤有美撮影）
【２回戦】
第１０１回全国高校野球選手権大会第９日第１試合（鳴門５－８仙台育英、１４日、甲子園）
試合に勝ち喜ぶ仙台育英ナイン＝甲子園球場（渡辺恭晃撮影）
仙台育英が着実に加点した。一回に小濃の本塁打や猪股の２点二塁打など６長短打で４点先制。四回には中里の適時打などで２点。１点差とされた後半は六、七回に１点ずつ挙げて引き離した。投手陣は救援の大栄と笹倉が好投した。
鳴門は四回に５長短打を集めて５点を挙げたが、以後は好機に１本が出なかった。５失策と守備も乱れた。
第１０１回全国高校野球選手権大会第９日第２試合（習志野５－９鶴岡東、１４日、甲子園）
８回、左越えに本塁打を放ち、雄たけびを上げる鶴岡東・丸山＝甲子園
鶴岡東は二回、山路の適時打など６長短打を集めて５点を先制し、主導権を握った。八回に丸山のソロ本塁打などで３点。九回に丸山の２打席連続本塁打で１点を加えた。影山－池田の継投で、反撃をかわした。守備も無失策ともり立てた。
習志野は先発の山内が二回途中５失点。２番手のエース飯塚も２本塁打を浴びた。
第１０１回全国高校野球選手権大会第９日第３試合（関東第一６－５熊本工、１４日、甲子園）
熊本工に競り勝ち、雄たけびを上げる関東第一・土屋＝甲子園
関東第一が逃げ切った。１－１の五回１死から５連続の単打を放ち、失策にも乗じて４点勝ち越した。５－４の七回は渋谷の中犠飛で加点した。先発の土屋は打たせて取る投球で粘り、５失点で完投。バックが無失策で支えた。
熊本工は七回に山口の２点適時打などで３点を返し、九回も１点加えて食い下がった。守備の４失策が痛かった。
https://www.sanspo.com/baseball/news/20190814/hig19081407380011-n1.html
2019-08-14 07:05:00Z
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