D・ルイスの稚拙な対応が悪目立ち
現地時間8月24日、プレミアリーグ第2節が行なわれ、アンフィールドでリバプールとアーセナルが対戦した。
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試合序盤の主導権を握ったのは、クロップ監督就任以降、プレミアリーグではアーセナルに負け(4勝3分け)のないリバプールだ。キックオフ直後からいつも通りに積極果敢なフォアチェックで相手を押し込むと、サイドバックも含めた両ワイドからの分厚い攻めを展開した。
我慢の時間を強いられたアーセナルは、自陣に相手を引き出してから最前線のオーバメヤンとペペの快速2トップのカウンターに託すという攻撃を徹底。19分には速攻からペペが惜しいミドルシュートを放つなど、決定機を生み出した。
その後、より攻勢を強めていったリバプールがセカンドボールをことごとく拾って、幾度となく相手エリア内に侵入。ゴール前に釘付けにされたアーセナルは防戦一方となっていった。
それでもホームチームは、中央をしっかりと締めるアウェーチームの堅固なブロックを破れずに攻めあぐねたが、41分にようやく均衡を破る。アレクサンダー=アーノルドの右CKにマティプがドンピシャのヘディングシュートで押し込んだ。
大型CBの力強い一撃で1点を先行して前半を折り返したリバプールは、後半もキックオフ直後からアグレッシブに敵陣に攻め込むと、開始早々の49分に追加点をもぎ取る。エリア内でD・ルイスにユニホームを引っ張られてPKを獲得したサラーが自ら決めた。
ディフェンスリーダーの稚拙な対応から失点を喫して出鼻を挫かれたアーセナルは、なおも戦術を変えずに堅守速攻のスタイルを貫いたが、完全に勢いづいたレッズを食い止められない。そして、再びD・ルイスのところから失点を喫してしまう。
58分、ハーフウェーライン付近でサラーを止めに行ったD・ルイスがあっさりと背後を取られ、そのままエジプト代表FWに自陣を走破され、ゴール左下隅へと決められた。
何とか一矢報いたいアーセナルだったが、全く運動量と集中力が落ちない相手のフォアチェックに苦戦し続け、60分以降は相手のバイタルエリア付近にすらボールを持ち運べない時間が続いた。
終了間際の85分にアーセナルはトレイラが反撃の一発を決めたが、残り時間はリバプールが危なげなく消化。結局、試合は3-1でホームチームが勝利。本拠地に詰めかけたサポーターたちの前で、難敵を相手に見事な完勝劇を演じてみせた。
なお、プレミアリーグではクラブ新記録となる12連勝を達成したリバプールは開幕3連勝で首位を堅持。一方、策に溺れて敗れた感のあるアーセナルは暫定2位となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190825-00063286-sdigestw-socc
2019-08-24 18:53:11Z
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