AIG全英女子オープンで日本勢42年ぶりのメジャー制覇を達成した渋野日向子(20=RSK山陽放送)が、前夜に38度超の発熱があったことを明かした。

70で回った第1ラウンド(R)終了後に「体調が本当に悪いです」と漏らしていた。そのままホテルに直行し、薬を飲んで睡眠をとったという。

この日の第2Rは3バーディー、1ボギーの70で回り、通算4アンダー。首位と5打差の9位に浮上した。前日とは違って、いつもの笑顔を見せながら「もう元気になりました。体調は回復した。(前夜に)38度もあって、ご飯を食べて寝たら、朝は35度台まで下がっていました」と話した。

逆転優勝も視野に入っており、渋野は「こういう状態(体調不良)なので、予選を通過すればいいと思っていた。優勝するとは思っていないので、もし優勝できたら、想像以上の結果になる。それはヤバイですよね」とまた笑った。