<北海道meijiカップ 事前情報◇8日◇札幌国際CC 島松コース(北海道)◇6,531ヤード・パー72>
渋野日向子が、開幕前日の8日(木)に帰国後初となるラウンドを行った。プロアマに出場し、初めて札幌国際CC 島松コースの18ホールをプレー。その感触を確かめた。
海外女子メジャー「全英AIG女子オープン」を制し日本に戻ってから、“分刻み”ともいえるスケジュールをこなしている渋野。この日も、疲れについて聞かれると「あります」と即答した。「ずっと眠い感じで、(疲労感が)昨日までとあまり変わりません」。現在の体調についてはこう話した。
6日(火)に帰国し、7日に北海道入り。午後3時30分過ぎにコースに姿を現したものの、荷物を置くなどわずか30分あまりの滞在でプロアマ前夜祭の会場に向かった。その後もテレビ出演をこなし、睡眠時間は5時間ほど。「何もしたくなくて、ボーっとしていますね」。時折そんな本音も口をついた。
先週の海外メジャー制覇で大フィーバーとなったのは“想定外”だが、それでも日英を股にかける連戦は、「初の海外試合だったので、その後の試合はどういう感覚になるかを知りたかった。優勝してなくても出場することは決めていました」と自らが望んだもの。いかなる状況であれ、「予選通過は絶対条件」という気持ちは変わらない。
初日は午前10時40分と遅めのスタートとあり、「きょうはゆっくりできます」と、ここで一気に回復をはかる。さらに、ほかの選手たちから引き続き祝福の声をかけられ、「みんなの顔をみると、安心して泣きそうになる。日本に帰ってきた安心感があります」と慣れ親しんだ空気を吸い、気力は満ちている。北海道特有の洋芝のコースも「合っているかなと思います。回りやすい」と問題はなし。大偉業を成し遂げた20歳の“国内復帰戦”が、いよいよ明日幕を開ける。(文・間宮輝憲)
(撮影:佐々木啓)<ゴルフ情報ALBA.Net>
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2019-08-08 08:07:00Z
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