「2番DH」で出場したドジャース大谷翔平投手(29)が、絶好のチャンスを逸した。

2点ビハインドの8回無死二、三塁、2番手の右腕ガルシアと対戦。2球目、高めの速球に手を出し、二飛で凡退した。

得点圏に走者を置いた状況で好球必打を求められているが、ボール球をスイングして凡退。ロバーツ監督は試合後、「高めのゾーンなら、おそらく彼は打球を(外野に)飛ばせると思っていたはずだが、打ち損じてしまった。それも野球」と振り返った。この回、後続も凡退して無得点。流れを変えられなかった。

大谷はこの日、第1打席でセンターへの大飛球を放ったが、中堅手バーショに好捕されるなど、4打数無安打で見せ場がなかった。

相手の堅守が光り、9回無死、6番パヘスの右中間への当たりをブ軍の右翼手スプリンガーがダイビングキャッチ。序盤から何度も相手の好守に阻まれ、ロバーツ監督は「バーショ、スプリンガーらの大きなプレーで相手がリードを保った。パヘスの当たりも二塁打だったら、状況は違ったかもしれない。いい試合で、我々にも(勝てる)チャンスはあった」と語った。チームの連勝は6で止まった。

【動画はこちら】――>>大谷翔平、センターへの大飛球も…