ダルビッシュ投手は、雨でぬかるんだマウンドの土がスパイクにこびりつく難しい状況でのピッチングになりましたが、大谷選手には、この試合最速の152.7キロをマークするなど気合いの入った内容で、3打数ノーヒットに抑えました。
大谷選手は、次に打つ今シーズン5号のホームランが、大リーグの日本選手の最多記録を更新する176本目になるため、どのボールが使われたのか識別できるよう、試合では大谷選手の打席だけ特別なボールが使われています。
これについて、ダルビッシュ投手は「数字とアルファベットが書いてあって、なんだこれ、と。ドジャースが何かやっているのかと思った」と笑顔を見せたうえで、「記録もわかっていたし、だからこそ思い切り勝負したかった。ドジャースとの対戦で、その中でもやっぱり大谷君と対戦するところで、モチベーションはすごく感じているところなので、それが結果になったと思う」と対戦を振り返っていました。
また、前日の試合前には、山本由伸投手も含めてグラウンドで3人で15分ほど話し込む場面もあり、「大谷君も結婚もされて、いろいろ肩の荷が下りたじゃないけど、たぶん隠さなくていいところが増えたと思うし、だからすごく明るい感じもする。今、いろんな事があると思うが、そんな中でも野球に集中して笑顔で前向きにやっているのを見ると、自分も元気になるので、話せてよかった。楽しかったです」と話していました。
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2024-04-15 06:24:55Z
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