シーズン開幕後、しばらくの間ホームランがなかった大谷選手ですが、ここに来て一気に調子を上げてきています。
その要因の1つにある意外な練習方法がありました。
その練習を行ったというのが7日、シカゴで行われたカブスとの試合の合間でした。
この試合、大谷選手はカブス先発の今永投手と対戦し2打席ノーヒットでした。
その後、雨のため試合が一時中断されますが、この際に大谷選手は、グリップの部分が野球仕様になっている「クリケットバット」を使ってバッティング練習を行ったということです。
このバットを持っていたベイツ打撃コーチは「私のバッグにはおもちゃがたくさん入っていて、大谷はその1つを軽い気持ちで手に取ったんだと思う。選手たちはみんな大きい野球少年なんだよ」ときっかけを明かしました。
大谷選手はこの練習の意図について「クリケットのバットは面になっているので、面で捉えていくイメージ。手に取ったときに練習の一環としてよさそうだと思った」と話していました。
ロバーツ監督も「この練習はボールの軌道に少し長くバットを入れることに役立っているようだ」とその効果を指摘しています。
この日の試合前には「きょうもやると思います」と笑顔で話していた大谷選手。
この練習を始めたあとの打撃成績は7打数5安打、ツーベース3本、スリーベース1本、ホームラン1本となっています。
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2024-04-09 07:26:32Z
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