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【ロンドン時事】サッカーのイングランド・プレミアリーグ、リバプールのMFで日本代表主将の遠藤航(31)が10日、本拠地で臨んだマンチェスター・シティーとの首位攻防戦で攻守に輝きを放った。フル出場して1―1の引き分けに貢献。クラブのプレーヤーオブザマッチに選出された。名門の4季ぶり制覇へ奮闘している。
堂安のフライブルクが先勝 リバプールの遠藤はフル出場―サッカー欧州リーグ
大一番で精度の高いプレーが光った。的確な判断で相手の攻撃の芽を摘み、前線へ効果的なパスを供給。4連覇が懸かるマンCのデブルイネ、ロドリら世界屈指の名手を相手に、身上でもある球際の強さを発揮した。
英データ会社「オプタ」の統計では、遠藤の走行距離はチーム最長の12.16キロ、タックル数は両チーム最多タイの4を記録。献身的にピッチを駆け回った。クラブ公式サイトによると遠藤は、「僕らのプレーは素晴らしかった。今季終わりには、この勝ち点1が重要になるかもしれない」と成果を強調した。
昨年8月に加入すると、12月から中盤で地位を確立。クロップ監督はテレビインタビューで「誰がワールドクラスに成長するかは分からないものだが、それが起きた」と褒めちぎった。チームは先月にリーグ杯を制覇。イングランド協会(FA)杯、欧州リーグも勝ち進んでいる。
プレミアリーグは12日時点でアーセナルが首位に立ち、同じ勝ち点64のリバプールが得失点差で2位、マンCが同63で3位と大混戦だ。残り10戦。遠藤は「このようなプレーを続ければ、結果は付いてくる」と頼もしく言った。
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2024-03-12 07:44:00Z
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