ドジャースが32年ぶり、通算7回目の世界一を達成した今ワールドシリーズ(WS)で、同球団のコーリー・シーガー内野手がシリーズMVPに輝いた。MLB公式サイトによると、同じ年にWSとリーグ優勝決定シリーズ(LCS)の両方でMVPに選ばれたのは史上8人目。

シーガーはWSでの6試合で2本塁打、5打点、6四球、打率4割、出塁率5割5分6厘、長打率7割を記録。今ポストシーズン(PS)では同一PSでのメジャー最多記録まであと2本に迫る8本塁打を放ち、20打点、20得点とチームの優勝に大きく貢献した。

同選手は「最高の気分だ。今年、レギュラーシーズンも含め、(LCSでは)1-3の劣勢から巻き返して全てのシリーズを制し、このチームが成し遂げたことは本当に素晴らしい。立ち直る力、努力、エネルギーの全てが素晴らしく、このチームの一員でいられて楽しかった」と述べた。