「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が26日、東京都内のホテルで開かれ、ヤクルトは慶大・木沢尚文投手(22)を1位指名し、交渉権を獲得した。早大・早川隆久投手(22)を4球団競合で外し、外れ1位の法大・鈴木昭汰投手(22)も外した。しかし“外れ外れ1位”で最速155キロの即戦力右腕を指名し、高津臣吾監督(51)は「これが絶対に縁だと思っている」と最大級の評価をした。
神宮育ちの右腕が、運命に導かれるように神宮のスター街道を歩む。オンラインで報道陣とつながれた慶大の会見場に置かれた画面を見つめていた木沢は、ヤクルトの1位指名を見届けると、大きく息を吐いた。
「まさか1位で、と驚いています。神宮でうれしい思いも、それと同じくらい悔しい思いもしてきた。これからも神宮のマウンドで投げられることはうれしい」
最速155キロの直球を軸に、140キロ前後のスプリットとカットボールを投げる本格派右腕。慶応高時代や慶大進学後に右肩痛や右肘靱帯(じんたい)損傷と故障に苦しみながらも、乗り越えてきた。転機は昨秋に参加した大学日本代表の候補合宿。「トップレベルの大学生とやって、野球を続けていこうと具体的にプロを志望するようになった」。東京六大学リーグ通算7勝1敗、防御率2・84、73回で92奪三振。今春の立大戦では7回0/3で16三振を奪った“ドクターK”だ。宿敵の早大・早川らと並ぶ1位候補に成長し、2007年秋に指名された加藤幹典に次ぐ、慶大からドラフト1位でヤクルトに入団する投手となった。
目標には今季限りで現役引退した五十嵐亮太の名前を挙げた。「ヤクルト、日本を代表する投手だったと思う。僕もファンから愛される投手になりたい」と重ねた。
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2020-10-26 20:05:00Z
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