日本代表MF久保建英(19)が所属するビリャレアルはカラバフ(アゼルバイジャン)と対戦した。久保は左サイドでスタメンに名を連ね、後半29分までプレー。公式戦で3試合連続の先発となった。

前半30分にはドリブルで仕掛け、ペナルティーエリア手前の好位置で反則を獲得。久保とともにボールの前に立ったMFトリゲロスが右足で狙ったが、ゴール左上を捉えたシュートはGKの好セーブにあった。

後半8分には左サイドでボールを持ち、中央のFWバッカへ。さらに右サイドから走り込んできたFWチュクウェゼが受けて放ったシュートがGKにはじかれたこぼれ球に詰めるも、右足がわずかに届かずゴールは決められなかった。

15分には右サイドでパスを受け、ドリブルでカットイン。右よりから左足で狙う得意の形でシュートに持ち込んだが、GKの正面をついた。さらに18分には左サイド深くをドリブルでえぐり、ゴール前でフリーとなっていたチュクウェゼにパスを供給。決定機を迎えるも、チュクウェゼのシュートはDFに当たってわずかに枠を外れた。

さらに24分には右サイドから仕掛けると、今度はゴール前へ絶妙なスルーパス。しかし受けたMFゴメスが至近距離からのシュートを右へ外し、またも得点はならなかった。

複数回の得点機を演出したものの、得点にはあと1歩及ばず、後半29分に交替で退いた。

チームはその後の34分に先制点を許すも、同40分に途中出場の18歳MFエレミが左サイドから右足で強烈なミドルシュートを決め同点とした。さらに40分にはペナルティーエリア内でキープしたチュクウェゼからのパスにFWパコ・アルカセルが右足で合わせて逆転。後半ロスタイムにも相手のハンドによるPKをアルカセルが決め、欧州リーグ2連勝を飾った。