ロッテのドラフト1位、法大・鈴木昭汰投手(22)が27日午前11時30分、12球団一番乗りで指名あいさつを受けた。神奈川・川崎市内の同大合宿所で永野スカウト部長、榎チーフスカウト、中川担当スカウトを迎えた。
1年目から先発ローテ入りが期待される最速152キロ左腕。「夢だったプロ野球選手になれる実感が徐々にわいてきました」。チームは左腕が手薄で、永野スカウト部長から「非常にチャンス。開幕からローテに食い込む気持ちで準備してくれ」と期待を託された。井口監督のサインボールと、「共に頑張ろう!!」のメッセージ入りの交渉権当たりくじを手渡されると「すごくうれしい。飾りたい」と笑顔を見せた。
今季ロッテの先発投手では、同じ東京6大学リーグ出身で2学年上の小島が奮闘している。左投手なのも共通しており「年が近くて、自分より経験も上で尊敬している先輩。分からないことや、どのような意識で投げているのか聞いてみたい」と志願した。
また98年9月7日生まれは、7月の西武戦でプロ初完封を果たした種市と生年月日が同じでもある。「昨日知りました。すごく縁というか、そういうのがあるなと」。種市は9月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、来季後半の実戦復帰が望まれている。右と左の本格派として近い将来、ともにロッテ投手陣を支える力を秘め「そうなれるように頑張りたい」とうなずいた。【鎌田良美】
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2020-10-27 04:24:00Z
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