第162回天皇賞・秋(G1)は11月1日に東京競馬場の芝2000メートルで争われる。出走予定馬は12頭だが7頭がG1ホースという豪華な布陣。なかでも注目されるのが7枠9番から史上初の芝のG18冠を狙う”女傑”アーモンドアイだ。勝ち抜き制が廃止された1981年以降、天皇賞の秋を連覇したのは2002、03年のシンボリクリスエスしかいない。前売りの単勝オッズは1日の午前5時時点で1.6倍の1番人気。5歳秋を迎えた最強牝馬の連覇の可能性を占う。
コース相性ば抜群
8冠挑戦の秋が来た。 アーモンドアイの実績は断然だ。2018年度の3歳時には牝馬3冠を達成し、ジャパンカップも制覇して年度代表馬に輝いた。4歳ではドバイターフと天皇賞・秋を快勝。5歳となった今年はヴィクトリアマイルを制して国内外の芝G17冠とし、シンボリルドルフやディープインパクトらの名馬に肩を並べた。 なかでも東京コースの強さは特筆もの。7戦5勝。ジャパンカップでは2分20秒6という衝撃のレコードタイムをマークし、昨年の天皇賞・秋でもレコードにコンマ1秒差と迫る1分56秒2。2着ダノンプレミアム以下を3馬身ぶっちぎっている。1番人気に支持されるのも当然だ。 では、アーモンドアイが敗れるパターンは、どうだったのか。不思議なことに敗れた2戦はともに安田記念。だが、そこでも敗れてなお高い能力は示していた。4歳時はスタートでぶつけられるアクシデント。出遅れながら自身最速の上がり3ハロン32秒4の末脚で追い上げ、クビ、ハナ差の3着に入った。 ヴィクトリアマイルを快勝し、G1最多勝記録を狙った今年の安田記念はスタートに失敗。序盤に後手を踏み4角でも進路を確保するのに時間がかかり2着に敗れた。馬場はやや重で、初めて経験する中2週の強行軍がマイナスに働いたとも考えられる。だが、いずれも力の限界を示したものではない。 その点、今回は昨年同様のローテーション。休み明けは6戦6勝とパーフェクト。天気予報も晴れ。マイナス条件はない。 グリーンチャンネル「KEIBAコンシェルジュ」に出演し、ラジオNIKKEIの人気コーナー「大穴一発!一攫千金を狙え!」を担当する競馬評論家の棟広良隆さんも、「アーモンドアイは、この東京で5勝。その内の4勝がオークス、ジャパンカップ、天皇賞・秋、ヴィクトリアマイルとG1なのですから、コース相性はケチのつけようのない素晴らしいものがあります。この天皇賞・秋も昨年快勝。舞台設定については文句はありません」とお墨付きを与える。
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2020-10-31 21:38:36Z
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